Monday, January 31, 2011

ヴィザ更新完了&カラオケ

既に一週間が経とうとしていますが、おかげさまで10年ビザが届きました~!
近所のアイリッシュパブで、カラオケを始めたらしいと友達からフェイスブックからお誘いを受け急遽出かける事になりました。

しかも、お題としてこの歌練習しといて(踊りつきで)と言われたのが、クロード・フランソワのC'est année là(今年こそ!)という歌謡曲。


この曲、英語版だと"Oh What a night'という曲で有名です。だから曲は聴いたことがあるけど、歌詞はフランス語。このクロード・フランソワは70年代、後ろの悩ましい女性ダンサーがいる事で、女性ファンだけでなく男性ファンも獲得していたそうです。超人気の中、お風呂で感電死してしまったという悲しい運命の人でした。

さてさて、カラオケですが早々と4-5人の友達でクロードフランソワを歌ってご機嫌です。
ご想像できると思いますが、カラオケボックスなんて存在しません。また簡易カラオケなので、薄っぺらいファイルに曲目がアルファベット順に並んでいました。これからして日本のバラエティの豊富さとは比べ物になりません。でも、でも、
結構みんな歌うの好きなんですよ。

グループでならね。

ちょっと笑っちゃいますよね。
一人の人の曲をじっくり聴いてあげるなんて、ありえません。一人歌ってれば、横から一人、また一人と加わってそのうちみんなで大合唱になっちゃうんです。シャウトになってる人までいます。(ま、それはお酒が入ってるから仕方がありません)
イギリスでもボックスはあるけど、やっぱりそのうち大合唱になっちゃいます。みんな一人じゃかわいそうだから、とでも思ってるんでしょうか。でも戸惑いながらも大合唱に加わってたりしてます。

この日はどこかの語学学校に通っているようなアメリカ人系大グループ(少年・少女達)がマイクを占拠。ニルヴァナとかガンズとか歌ってるけど、彼らが実際に活動していた頃なんてまだ生まれてなかったようなお子ちゃま達がシャウトして楽しそうに歌っていました。
あたし実際にギグにも行ったんだから~・・・とちょっと自慢げに思ってしまいました。

そういうジェネレーションなんですかね。ハーあの頃は楽しかったなぁ。。。

Thursday, January 27, 2011

王様のケーキ(ガレットデロア)のおまけ

1月の最初の週当たりに食べる習慣の王様のケーキ(Galette des rois)、お菓子は通常アーモンドクリームだったりするのですが、玉にアップルだったりします。夫がアーモンド版が苦手なので、アップル入りを買ってみました。(しかも時期遅しだったので、スーパーのです)

このケーキには、1つだけフェーブと呼ばれる豆粒のようなオブジェクトが入っていて、切り分けてそれが入っている人はその日の王様になれるという仕組み。
今年のフェーブは、全然似てないハリーポッターでした。二人でやったのですが、王様になったのは夫。
似てない

こっちのがかわいい
ちなみに今年のモノプリ版は、かわいいコケシガールのフェーブです。お友達からいただいちゃいました。色違いでシリーズになってるので、彼女はフェーブ集めるために買い込みたいと意気込んでいました。惹かれたけど、アップル版がないので諦めました。モノプリさん、来年は2バージョンでお願いしたいなぁ。。。

冬のセール

何だかあっという間に1月も終盤に差し掛かっております。冬の大セール始まって既に2週間が経ちました。ニースなどは、高級ブティックがあちこち点在する為、ちょっと不便。その点、町自体がとても小さいカンヌは、繁華街が集中しているのでお買い物にはとても便利だと思います。

この週末カンヌでは、MIDEMという音楽関連のイベントがあったらしく、ちょっとばかり人が増えてた感じ。アンチーブ通りの老舗のセレクトショップで働く友達曰く、セールが始まって最初の3-4日はかなり人が来ても、それからはさっぱりだったよう。最初の4-5割引きで買ってく人が多いみたいです。やっぱり目当ての商品が、半額近かったらやっぱりお買い上げでしょう。更に値引きされる翌週まで待ってたら売切れてしまいますものね。


さて、クリスマスプレゼントは、セールでブーツを買ってほしいとお願いしていたので、適当なブーツを探しておりました。決めたのは白いステッチの入った黒ブーツ。好みが定着しているせいか、ヒールの高さやスタイルなど定番物の感じです。ステッチ入りも好みみたいで、過去にも持っておりました。靴磨きのときに、白いステッチが黒くなっちゃうんですが気をつけます。

Wednesday, January 19, 2011

懐かしや80年代洋楽

ふと、YouTubeで 懐かしいビデオばかりを観て見ました。
な ぜか「一風堂」の「すみれSeptember Love」のベストテンかなんかで、ロンドンから衛星中継なんていうのを見つけ、それから派生して、Japan(あまりに渋すぎて、知っている人いらっ しゃるかしら・・?)、そして映画「戦場のメリークリスマス(仏語:Furyo)」から「禁じられた色彩」というテーマソング。


Sunday, January 16, 2011

タイスキ

冬といえば日本の家庭だとお鍋ですよね。最近はいろんなお鍋のタレが出回っているとか。まあこちらでは手に入らない場合は、手に入る食材で作ってみるしかありません。お友達から坦々鍋というのを聞いて興味津々、次回是非作ってみようかと思います!

お肌の調子-その後

口の周りに原因不明の肌荒れがおきたのが2009年の夏。肌荒れがカブレになり、当時の主治医に処方されたステロイド剤を繰り返した為、体内から抜くまでにかなりの時間を要しました。
その後皮膚専門医からもらったのが皮膚病のための抗生物質(ひどいニキビとかに使うらしい)、これを2サイクル(4週間ずつ)飲み、医薬部外品だけど薬効作用がある化粧クリームなどをとっかえひっかえ。合う合わないは使ってみないと分かりません。専門医にマジックを求める程、焦って必死になっていたのですが辛抱しかないんですね。

Wednesday, January 12, 2011

ショコラショー(Chocolat chaud)

冬の飲み物オンパレードですね~、ホットワインの次はホットチョコレート。
カフェで飲んだりはするけれど、自分で作るのはすごい久しぶり。

早朝パリへ行く夫を駅までお見送り。6時半頃ってまだまだ真っ暗です。帰りがけに怪しい人に声掛けられびっくりしたけど、夫の乗車を確認して私は開店直後のパン屋さんで出来立てのパンオーショコラを1個買いました。(夫から、SexShop前に立ってるから声かけられたんじゃないの?と指摘され、そうかも~と思いました。。)


先週スーパーで、ふと見つけた大箱バンホーテンのココアパウダー。高校生の頃、喫茶店でバイトしてた時にお店で出してたのが、このココアのホットチョコ。懐かしい~と思って、週末夫に作ってあげました。もちろんホイップ付。美味しいとは言ってくれたけど、ホイップの量気になるよ。

今朝は一人でパンオーショコラ&ホットチョコ。チョコのオンパレード。普段は甘党ではない私なのに、ちょっと珍しい。正月気分も終わりだからダイエット始めないといけないのに・・・困った。
出来立てのパンはやっぱり美味しいです。

Tuesday, January 11, 2011

映画鑑賞:アナザーイヤー(Another Year)

アナザー・イヤーの予告編(英語版)はこちらをクリック

マイク・リー監督の去年のカンヌ映画祭作品を観てきました。
ロンドン郊外に住む初老夫婦。二人とも仕事をする傍ら庭仕事を楽しむ仲の良いカップル。家庭菜園をする四季を通じて、彼らを取り巻く人々の生と死、友情、孤独、寂しさと様々な愛を描いた美しい映画です。ふとした会話が胸にぐっとくる感じでした。

Monday, January 10, 2011

スーケに昇ってみた

この所ぐずついた天気が続いています。まだ寒くないだけましなんですけどね。
夫がカンヌにあるスーケの高台から写真を撮りたいというので、ちょっと行って見ました。寒いかもしれないから、暖かい格好で~と着込んでいた私達。ボコボコした坂道をエッサと止まる事無く昇って良い運動。かなり熱くなりました。曇ってたけどまあ良い感じ。結構沢山お散歩してる人がいました。

久しぶりの日本のお正月気分

 3年ぶりのカンヌでの年越し。旅行疲れもあったけど、せっかくならと和食でお正月を迎える事にしました~。こちらでは大晦日にゆっくりディナーして深夜を待ちます。お友達同士なら盛大なパーティというケースが多いでしょうが、我が家は二人でゆったりです。

クリスマス旅行

義理ママのいるオルレアンでクリスマスを過ごしました。この冬既に気温がマイナス15度まで落ちる位寒波があった所です。予想通りとても寒く、雪のクリスマスとなりました。

Friday, January 7, 2011

お年始カード

今年もよろしくお願いします!

出発前:ヘアカット

へ行ってまいりました~。美容院は前回と同じカンヌ市内にあるロレアル系列のお店でプリシラさんという人です。前回とても好評だったので、また長さをある程度決めて、その範囲の「オマカセ」でお願いしました。そして追加でメッシュも入れてもらいました。

パーマやヘアマニキュアはやった事がありますが、本格的なメッシュやヘアカラーは初めての私。元々黒髪よりは若干地毛が明るいのでそれ程興味なく、茶髪というのにかなり抵抗があったのですが・・・年齢なんでしょうかね「白髪」出てきたんですよ(泣)
明るい色のハイライトを入れてもらってご機嫌です。半年に1回位はこれくらいしたって良いですよね。

映画鑑賞:キャタピラー (パリにて)

ベルリン映画祭で寺島しのぶが銀熊賞を獲った話題の反戦映画をパリで観て来ました。

日中戦争から第二次世界大戦へと戦争が拡大する中、田舎で戦火から四股を失う重症を追いながらも帰還した夫は、近所では「軍神様」として敬われる。
活躍をたたえた勲章と自分が掲載される新聞を眺めて日々を過ごすことで、自分の存在を確かめるしかない、口の利けない夫と、生活の全てをまかなう妻。二人のそれぞれの思いと、戦争とを合わせた物語です。

サンジェルマンのアート系映画館
勇敢に、国のために戦場で戦ったはずの夫ですが、戦中、中国人の女たちをレイプしては殺すという事をしてきたのです。そんな事をしたために四股を失い、軍神様と敬われるのは彼にとっては「生き地獄」だったのではないでしょうか。そして過去の夫婦間の問題などと併せながら、義務的ながらも神様のお世話をする献身的な妻を演じる妻。見せしめのように彼をリアカーに乗せ村を歩く所に女のしたたかさを感じました。
話題になっていたセックスシーンですが、淡々としています。そのシーン自体が愛を確かめ合うというより、欲望を満たすだけの単なる行為でしかないからです。ただそういうシーンをこの女優さんは体当たりで演じていました。

後半、原爆が広島、長崎に落ち敗戦になった・・・世界では何人死んだなどと繋げ、戦争はおろかだー、というすごい直接的な挿入歌が入る所に、「これでもかー感」があってそこまでしなくても分かるよとは思いました。
戦争に関する事実を描く久しぶりの反戦映画なので観る価値はありますが、もっともっと私たちが知るべき過去が描かれた映画が出てきて欲しいと思いました。

Thursday, January 6, 2011

理想のタイプ

私の好きなTV番組の一つ、「L'amour dans le près」直訳すると「牧場の恋人」と言って農業、酪農をしている出会いに恵まれない男女に恋人探しを手伝うという番組をこの間見ました。
毎シリーズ参加者の心理や態度などから駆け引きやカップル成立にいたるまで見せてくれます。その後どうなったかも追跡してくれたりして、中々面白いリアリティ番組です。

Wednesday, January 5, 2011

ビザ更新続き

1月11日まで有効という3ヶ月の仮ビザ、新年早々県庁へ更新してきました。
通常より遅い9時に到着、今回は仮ビザの更新は窓口が異なるため長蛇の列ではありませんでした。仮ビザとパスポート、写真を1枚提出して終わり、待つ事40分程。

私のカード発行までの状況が分かったのか、もうすぐ手紙が届きますよと教わりましたがいつ届くんでしょう。もうこれっきりにしてもらいたい。

Sunday, January 2, 2011

大混乱のパリ

電車は2時間遅れてパリへ到着しました。原因はなんと「掃除」なんだとか。
各地は雪で混乱しているというのに、掃除で電車が遅れるなんて聞いたこともありませんが、それもこの国では理由として成り立つのでしょう。ま、ともかくも遅れたので、半額が弁償としていただけるそうなので時間がたっぷりある私には怒る要因はありません。とにかく寒い!!!

オペラまで出かけ手袋探しに出かけたものの、天気も怪しいのに人だかりは凄まじいしで買い物する気も失せてしまいます。綺麗にデコレーションされたデパートのウィンドーも、大勢立ち止まって写真撮ってたりしてて、ゆったりと観る事もできず素通りでした。ともかくもユニクロで手ごろな手袋を見つけたので、ついでにフリースも購入。これが旅行中は大活躍です。
その後いつも立ち寄る古本屋さんで数冊購入し、サクサクと必要な事を済ませて友達宅へ。地元のメトロを出ると、既に雪がコンコン!翌朝も雪でパリの道路は大混乱。さすがに雪道の運転に慣れていないのか、スリップする車、押したりする人もいます。でも雪で覆われたパリの街はとても綺麗でした。

パリの友人宅滞在中は友人のお子2人共に病気で、結局近場で食事する以外は特別一緒にどこかへ出かける事もできず残念でした。そして年末を一緒にカンヌで過ごすはずだったのに、それも病気が長引いててキャンセルされるハメになってしまいます。残念ですが、仕方がありませんね。

オルレアンの義理ママに行く前に、パリで上映中の「キャタピラー」という日本映画を観ました。重い内容だけど、反戦映画というにはちょっと焦点が私たちには疑問を感じる映画でした。

地下鉄を降りると雪


車を押す人も

こんな日にバイク・・・


雪解けノートルダム寺院
ギャラリー・ラファイエット

古本屋

毎回パリへ行くと出かける古本屋。年末サービスもされていて2ユーロの割引チケットまでいただきました。別館は外国書籍を扱うお店。英語の書籍を買うのもとても穴場かもしれません。
今回は加藤廣「秀吉の枷」という戦国時代の豊臣秀吉の半生を描いた小説、宮尾登美子「天璋院篤姫」、あとは医療系、金融系のミステリーを2つ選んできました。他に英書を2冊。軽いテイストの恋愛ストーリーと少女連続誘拐殺人事件に巻き込まれ、12歳で誘拐され80日間監禁され無事生きて保護されたサビーヌ・ダルデンヌという実在の女性の著書。

出発直前まで「ハリーポッター」最終章を読んでいて、あとちょっとで終わりという所でしたが、この本持ち運ぶにはかなり分厚いし、本屋に立ち寄るのは分かっていたので旅行中はちょっとお休み。

さて買った本から読み始めたのは、秀吉の枷」。日本史にまだまだ疎い私。ビジネスマン出身の著者は、かなり歴史文献を研究されたようで、ビジネスの世界にも通じるような武将世界を分かりやすく、また歴史も事実の部分と推測の部分を明確にしてくれるので、この本は勉強になります。その上で現在も日本歴史上の謎となっている「本能寺の変」部分をミステリータッチで描いてくれているので、引き込まれます。
そして篤姫はNHKの大河ドラマで観て感動したので、原作を読みたくなったのが購入理由です。

まあ、古本屋で1冊2ユーロ程度の本が沢山並ぶ中で読んでみたい作品を選ぶというのが私のいつもの作戦なんですが、今回はとても良い収穫だと思います。

映画鑑賞:LOL(Lauphing Out Loud)

映画というよりは、ビデオ鑑賞になります。。。2008年の作品。
パリで子供達が病気になってしまったので、自宅で10歳以下の子供達と見た映画ですが、この年齢にはちょ~っとお勧めはできない映画です。これはソフィーマルソー主演の映画で、シングルママと年頃の娘の恋などを描く映画。

デビュー作「ラ・ブーム」 で恋愛に悩むティーンを演じた彼女が、 25年後似たような映画でママになって娘と向かい合ってるってとても不思議な感覚でしょう。ラ・ブームもその当時でいう友達とのパーティをさします。タイトルのLOLは英語のチャットで使われる省略文字。 時代の移り変わりというのでしょうか。
ただスラングのような若者の言葉というのは、私まだまだ分かりません。
どの世代も男女の事で悩むこと多し・・・という映画です。

年末はラ・ブーム1と2が続けてテレビ放映されていたので、とても懐かしく見る事ができました。ソフィーマルソーは全然変わらず、良い意味で素敵な年のとり方をしている女優さんだと思いました。

Saturday, January 1, 2011

旅行前:景品当選第2弾と落し物

12月に入り、また当選いたしました~。今度は50ユーロ分のスポーツ店の商品券。
出発前の慌しい中、バタバタとニースまで引き取りに出かけました。何が当たるか分からないこの某ローカル誌の抽選。実は夫の名前で出した抽選でも、近所のエコパークの入場券が当たりました。本人引き取りが原則なので、これはまた戻ってきてからとりに行く事になります。

ニースからの帰って、友人宅までおきっぱなしの食器を引き取りに出かけ、そのまま夜の仏語学校へ。戻ると軽食を取り、荷造り。何だか落ち着きません。忘れ物はないかな??

あらら、手袋片方どこかに落としてしまったようです。必要な時に限ってなくすなんて・・・最悪。
翌朝7時5分発の電車だったので6時半に自宅を出たのですが、駅に着くと「1時間遅れ」の掲示がありました。結局2時間待たされたのですが、国内の悪天候にも関わらずキャンセルされなかったのが幸いです。
到着駅前には、大混乱を予想してかテレビ局の車が数台止まっていました。でも混乱が起こるのはもっと後になりそうです。

明けましておめでとうございます!

当ブログをご覧くださって本当にありがとうございます。
また今年も細々とですが、私の日ごろ思うこと、起こった出来事など綴って行きたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

年末は夫婦でゆったり地元で過ごすことなりました。(事情はまた後ほどお伝えします)2年ぶりのカンヌでの年末は、や~っぱり気温が暖かいです!カウントダウンは海沿いの花火を観に行きました。この冬はフランス国内(欧州全体のようですが)全体が大寒波に覆われていた影響で、どこも雪、雪、雪!!!!痛いほど寒く室内に閉じこもりきりの印象でした。でも久しぶりの家族と過ごす数日はとても穏やかで楽しかったです。

2011年 、フランスに来て早まる3年が過ぎました。イギリスで3年経ってた時もまだまだ一生懸命って感じだったかもしれませんが、こちらではもっと生活に馴染めるよう、楽しめるよう余裕を持てる一年にしたいと思います。