Monday, March 25, 2013

きっと面白いはず



フランスの、日本語フリーペーパーに、こんな面白い広告を見つけました!

「新婚さんいらっしゃい!パリ」

きっと配偶者の人は、日本語ペラペラでしょう。国際結婚の面白いお話が聞けるんでしょうね。


Wednesday, March 20, 2013

歯医者

久しぶりに、歯医者さんへ行きました。
このところ、右奥歯のどこかが物を噛むと痛くなりそうな、不愉快な感覚があったからです。

以前行った歯医者さんは、なんだか優しいようで、下心ありそうな怪しい人だったから、お友達の使っている別の歯医者さんへ行きました。

そしたら、私予約時間を30分間違えたようでした。翌週の予約を入れて帰ろうとした所、呼び止められ、急遽空きが出来たからと見てもらえる事になりました。

どこが悪いか、説明したらすぐに先生は、悪い所を見つけ治療してくれました。歯茎の炎症を抑える薬をくれて、翌週来るようにと言いました。その時他の悪い所の説明もしてくれ、治療の見積もりもくれたのですが、どうも私の痛くなりそうな歯に対する説明がなく、きっと簡単に治せるのだろうと思ったのです。

翌週治療をしてくれ、これで終了。っとのこと。でも、なんか場所違う気がするんだけどな・・・
痛くなりそうな歯を、これっと言えない自分も悪いのですけど。。

治療後、やっぱり痛い気がすると思いながらも、抗生物質を呑むこと1週間。どうやら私が感じている痛みは、先生の治した歯の隣のようです。銀のかぶせ物がしているので、先生も見えなかったのでしょう。

また行ってこようと思います・・・

思い出話:NW3(Kilburn)

今となっては、ちょっとお洒落になった感のあるキルバーンですが、アーチウェイから引越し私が住んでいた93年の頃はあまり治安の良いとは言えないエリアでした。でも高級住宅街のWestHamspteadウエスト・ハムステッドと同じ郵便番号であるNW3なので、ちょっと気取ってウエスト・ハムステッドという方が聞こえが良かったりします。

アーチウェイでちょっと一緒に過ごしたアメリカ人のアンからのアドバイスを受けて、トッテナム・コート近くにあったカレッジに入り、コンピューターを学んでいたので、通学はいつもバス。通学の途中目にするのは、アビースタジオっというビートルズ・ファンだったらロンドンに行くなら立ち寄るであろう、有名な音楽スタジオです。

二階建てバスの上に乗り、大きな樹をバリバリ掻き分けながら通りを通過する時に、眺めていると白いアビースタジオの門には、沢山のファンからの落書きメッセージが。落書きは悪いことなのに、それさえもお洒落に見えてくるから不思議です。

今はもう閉鎖されてしまったと聞きましたが・・住宅にでもかわったかもしれませんね。

冬も夏も、雨の日も晴れの日も、二階建てバスからの風景はとても好きでした。

その当時、まだアルコールの販売に規制があり、夕方まで販売が出来なかったり、週末も規制があった時代でした。スーパーのお酒コーナーにはカバーが掛かっていて、どうしてなんだろうっと不思議に思ったものでした。

キルバーンでのアパートは、インド人の持ち主で薬剤師のミュニと、フランス人でメディア関係の仕事をしていたクレアの3人でのシェア。その内にムニも彼氏が出来て、移り住み4人でも生活になりました。モダンで素敵なミューズと呼ばれる1軒家での生活はイギリスに来て、初めて快適な生活が送れるようになった気になりました。

バスでちょっと行くとカムデン・タウンがあり、週末はそこで過ごす事も多く、友達も自然にそこらへんでたむろする感じになりました。ミュージシャンの友達も出来て、ライブをするたびに出かけ、ボヘミアンなライフスタイルに浸りきってました。

シングル部屋だったけど、きれいで十分快適だった私のフラット。屋根裏の部屋だったので、大きな窓にはいつもハトの落し物が一杯でした。

今頃クレアもミュニは、どうしているのでしょうか・・・

Origamiをなめちゃいけない~

カンヌ日仏協会がブースを出す事になり、今年のマルセイユで開催のジャパン・エキスポ・スドへ行きました。

同じ週末、モナコでもジャパン関連の大イベント、カンヌも国際ゲームショー、とイベントが盛り沢山!マルセイユのは、昨年3万人、今年は4万人の動員数が予想されてます。

私は、土日の2日間、客寄せと簡単な折り紙指導を、他の折り紙エキスパート二人のお手伝いとして、担当しました。

学校の中間休暇中と言う事もあり、物凄い人出。土曜日は、途切れなく「鶴」「箱」「手裏剣」「兜」、と言った中から、先方の好きなモノを教えました。私のつたないフランス語でも、その文化が好きだと言うだけで、皆さん我慢強く聞いてくれます。

さて、教える事に慣れてくると、傾向が掴めてきました。みんな、手先が不器用で、細かい事を辛抱強くこなす忍耐がありません。途中でやめちゃう人もいました。

両端を合わせる、折り線をつける、先端まで気を抜かずに、丁寧に折る。こう言う一連の、私達日本人には、割りと簡単な作業は、丁寧に、綺麗にを美徳とする文化の賜物であり、綺麗な鶴が出来るまで何度も作った子供の頃のお陰でなんだと、発見しました。

教える手順も、簡素化させないと覚えない、と言うから、びっくりです。

日本人なら男女問わず、子供の頃散々折った、鶴一つでも、キチンと折れるって、将来役に立つのだと、大袈裟ですけど、感じました。

震災から2年

が経ちましたね。
カンヌ日仏協会は、今年も日本人アーティストによるコンサートが開かれました。2年前の震災直後に開いたチャリティコンサートでは、400席の会場が満席でしたが、年々人々の関心は薄らいでいるのは明らかです。今年はおよそ1/4でした。

何か遠くからでも、ふるさとのために出来る事はないのでしょうか。

私の働く画廊のオーナーは、5人の震災孤児の援助をしていると聞きました。

震災の日の数日前に、仙台市の教育委員の方から、支援をしているという子供たちからのお手紙も添えて送られてきました。
それをフランス語の訳し、オーナーが読むとうっすらと涙が。

こんな良い子たちに、辛い思いをさせてはいけない。出来るだけ助けてあげなくては。

と、言ってくれるオーナーに対し、私たちの国を大事に思ってくれる事に感謝と、尊敬の念を抱いてやみません。こういう人に出会えた事に、日々ありがたいなぁと思います。