最近アメリカで卵が入っていないジャスト・マヨというマヨネーズの代用品が売れ出して、マヨネーズの製造会社のユニレバーがマヨって言うなと訴訟しているとかなんとかフランスで色々議論をしています。新製品は卵黄が入っていない、というか何かは具体的には言及してないけど、卵の代替え品が入っているんだとか。味はマヨネーズらしいけど、じゃあ何なの??アレルギー持ちの人には良いけど。
夏のある日、お友達のお家で、温野菜とハムなどをアイオリというニンニク風味のマヨネーズソースで頂くお料理を呼ばれました。そしてそこで初めてマヨネーズの手作りを経験しましたよ。
常温の卵黄を割り、そこへすこーしずつ植物油を注いで、やさしくかき混ぜていきます。友達曰く絶対に同じリズムのままでいる事だそう。卵黄が入っている事で乳化していきます。少しずつ少しずつだけど、よく見ると植物油のボトルが半分以上なくなっています。マスタードを入れて、塩コショウしてマヨネーズが出来るけど、アイオリは擦ったニンニクを入れます。
これだけの油が入っていると知っただけで、食欲が失せますが・・・・・
手作りだけあって、美味しい。けど、すごいカロリーだろうな・・アイオリはプロバンス地方の食べ物です。たくさんの温野菜とハムとで頂きます。野菜の味をしっかり味わえるので、気に入りました。
子供の頃、マヨネーズの酸っぱい味と、まったるい匂いが大嫌いでした。海外生活を始めてから、日本のではない西洋のマヨネーズを知って味が違う事に驚き、そしてそれからは西洋のマヨネーズだったら食べられる感じです。あの酸っぱさはどこから来ているのでしょうかね・・・
手作りのマヨネーズは1週間しか持ちません。置いておくと乳化したはずの油が溶けて出てきます。
どれだけの油が入っているのか知る為にも、一度手作りマヨネーズを作る価値はあります。
Saturday, November 15, 2014
Friday, November 14, 2014
勘違いなんだろうか・・・夏の思い出
ありえない事があった 夏の思い出
この夏の始まり位に起こった出来事です。
南仏に移住してきてかれこれ7年。我が家には駐車場がないので、近所の駐車場を借りていました。スーパー隣にある建物の美容院のおばさんが、スーパーに広告を載せてすぐ決まったのです。それまではお隣の公共パーキングを使ってたけど、そのおばさんの所にしたら半額。車を使ってなくて、駐車したままエンストという事はあっても、平穏な日々を過ごしていました。
ある日、久しぶりの美容院へ出かける為に車を取りに行ったら(美容院はおばさんの所ではなく別の所)、干からびた紙切れが車のワイパーに挟んでありました。なんか書いてあるけど、滲んで読めませんが、なんかここに駐車しないように。。。みたいなことが書いてありました。
妙な事書いてあるけど、私の事じゃないよな・・・っと美容院へ。すっきりして戻った私が駐車をし終わった後、上からおばさんが、「そこを動かないで待ってて」との事。建物のおじさんが降りてきました。「誰から借りてるの?その持ち主が場所を知らない人が駐車してるって困ってるんだけど」
「え??だってそこの美容院のおばさんから長年借りてますよ。」
「そこは彼女の所有している駐車場じゃないんだけど。。。」
「はー?」ビックリー!毎月律儀に小切手を書いて、届けて、にこやかに受け取っていて、しかも他愛ない世間話とかまでしていたあの美容院のおばさんは、この3-4年もの間、他人の駐車場で儲けていたって事ですか??
って怒鳴りに行こうにも、彼女は優雅にどっかへバカンスへ。
そのおじさんは、その建物の寄合の担当の人。どうやら年末から春先に掛けて、本当の持ち主の人が亡くなり、その家族が引き継いだ所、我が家の車が彼らの駐車場を使っていると、悶々としながら持ち主を待っていたらしい。我が家はあまり車を使わないので、暫く待ってたんだとか。そしてどうやら美容院のおばさんは、本来の持ち主に髪の手入れをしてあげる代わりに、駐車場を自由に使っていいとかいう、おばさんと亡くなった人との口約束だけでずっと何年もいたそうで。死人に口なし。
他人の持ち物で儲けていたのはゆるぎない事実ですが、我が家も特別契約書を作ってたわけではなく。
ともかくも数日の猶予をもらって、追い出されたわけであります。
そういえば、おばさん人相が悪いし、信用しずらい雰囲気だったのは、やっぱりこういう事だったのだ。。。でも、ありえない。。。。。
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