Saturday, December 26, 2015

Merry X'mas

今年もあと僅かになりました。
このノエルは、お友達と四人でワイワイ飲んで、食べて過ごしましたよ。
最近イギリスで流行っているのが、コテコテのクリスマスセーターを着ることです。
私は、日本にあるはずだから、次回にして、超セクシーなサンタの格好にしました。

今年もフォアグラを作りました!1キロの生フォアグラを買っても、出来上がりはおよそ半分程度ですが、既製品を買うよりも割安です。
お正月は祖母と過ごすので、ルーアンへ北上します。
皆さん、今年もありがとうごさいます!
良い新年をお迎えくださいね。


Wednesday, November 18, 2015

新しい映画館の使い方:ロンドンのハムレット




カンヌの地元の映画館は、3軒もあります。こんな小さな街ですが、その中には英語版の上映をしてくれる映画館が1件 あります。地方の映画館なのにありがたい事です。こじんまりしていて上映前に流す地元のCMが何とも渋くて面白いからたまらなくいとおしいです。

さて最近フランスの各地の映画館では、海外からの劇場でのお芝居やオペラ、オーケストラ、バレーなどが、生中継で観劇する事が出来るんです。

こういうの、日本でもあるのかしら?

最近は映画離れもあり、映画のチケットも値上げがありますが、インターネットのお蔭で新しい形の映画館の使い方が出来ているのです。

つい最近、ソフィアアンティポリスの小さな映画館で、ハムレットの生中継を観る機会がありました。
出演は、私のアイドルでもあるベネディクト・カンバーバッチ氏。
中継はこの日だけだったようで、普段はガラガラだという会場は、彼の雄姿を観たいであろうファンで満席でした。

テレビ中継ではなく、ステージの臨場感も伝わってきます。会場にいたら米粒程の小さな俳優を観ていたでしょうが、あちこちに設置されたカメラでクローズアップされた俳優たちの汗も涙も見える程です。
まだシャーロックのドラマが始まる前から、彼の事を注目していた為、こうやって貴重な舞台を観られるチャンスを得られて本当に感激でした。お友達の旦那さまの会社を通じて予約してもらったので、割引もしてもらえてお得なチケットでした。


先日義母がボリショイバレーのジョイという舞台を、同様の生中継で観てすごい感動していた事を話してくれました。カンヌ市内の映画館でもバレーなどの上映をしています。価格は24ユーロとちょっと割高らしいですが、遠い国の舞台を観られるって、すごい素敵なサービスが出来たなと思いました。

10月の出来事

10月が嵐のように去り、11月も中旬です。いったい何をしてきたんだろうか。。。。まるで何もしていないような記憶が遠のいているのですが、実際にはとても忙しい10月でした。

カンヌだけではなく、このコートダジュール周辺を襲った、局地的な集中豪雨から、あっという間に
10月4日の夜の出来事は、夢のような感じです。

外が一体になって、ナイトクラブのミラーボールのようにチカチカして、雷が大嫌いな私は、身体中が緊張して、その夜パーティをする事になっていた友達のお宅へ、土砂降りの中を出かけました。

結局、2時間程の間に、2-3か月分位の豪雨が一度に襲ってきました。
あまりの雨の量に、出かけられないというお友達が電話くれました。
ツイッターを見ると、カンヌ駅の構内はおろか、いつも歩き慣れている道のいたるところが洪水になっているのを知ると、事態はかなり深刻だと、その時初めて知るのです。

地下駐車場なりで、水が浸水してきた為に行き止まりのまま、なくなった方もいると聞きました。
数時間後、雨が小降りになったので家へ戻る事に、その時見たのは、信じられない光景ばかりでした。

ニースマタン誌より:カンヌやコートダジュール圏の集中豪雨の写真

日本の震災の時を思い出しました。何かできる事はないか。そういう思いで当時はヘトヘトに駆け回った気がします。だから豪雨の後、何でも自分でできる事を、出来るときに、できるだけやろうと、いう事にしました。だから皆で力を合わせて、できる事をしてます。

カンヌは国際見本市が多く開かれる為、海外からの訪問者がとても多く、この豪雨の週も沢山海外から日本も同様来られていた企業の方がいらっしゃいました。豪雨の爪痕として、固定電話が一切不通になってしまった為、街の商店やレストランでは、現金のみという不便さが生じ、こういう所でも国際見本市に頼っている街としては、危機管理やビジネスコンティニュイティの改善が必要と言えると思います。洪水でビジネスが続けられない、という商店や企業さんにはお気の毒です。

固定電話や家庭のインターネットは、この豪雨から2週間後少しずつ回復して、今は平常に戻っています。 私はFree社の携帯電話で、通話もインターネットも50GB使えたので、PCと繋げて問題なく使えました。こういう非常時の為にも、携帯電話はなくてはならないツールになっているんだと、実感しました。

神も仏もない

つい先日のパリ連続テロ以来、パリだけではなく各地で緊張した雰囲気になっております。
なんと非情で無意味な行為をしているのでしょうか。

今朝は、パリ郊外のサンデニというスタッドフランス競技場がある周辺で、銃撃戦があった様子。今も、状況や情報が混乱しています。心配してくれてメッセージを送ってくれた家族、友人に本当に感謝します。
シャルリヘブド襲撃、カンヌ水害、連続テロ、TGV脱線事故と立て続けに事故事件で、ついてないフランスですが、きっとどこにでも起こり得る問題なんだろうと思います。これだけの厳重なな警備をしていても限界があるのかもしれません。

フェイスブック上で、ロンドン時代の元上司で友人でもあるSからメッセージが届きました。

一言「じー(私の名前)」

とだけ。
でも、すぐわかったんです。
フランスにいる私の安否を知りたい、でも どういおうか困っているんだと。
彼はとてもまじめなイスラム教徒です。お酒も飲まないし、ラマダンもちゃんとやります。
そこからちょっとした会話が始まりました。

私「ハローS、心配しないで、私は無事だから」と、返信しました。

彼「良かった無事で何より。私達の全ての思いと祈りを君や家族へ送るよ。」との事。じわーっと感動しました。

私「ありがとう、あなた方も気をつけてね。あんなことはどこでいつ誰に降りかかってもおかしくないんだから。それにきっとあなた方のような良い人たちにとっては、きっと大変でしょうね。」

ロンドン時代は、仕事の同僚にイスラム教徒が沢山いて、接する事が多くありました。日本に一緒に出張した際は、外食する度に豚肉や豚のエキスが入っていないかを確認しないと行けなくて、本当に苦労した物です。

こちらフランスに越してきても、ご近所さんでイスラム教徒の 方もいます。ほとんどの人は善良な不通の市民なんです。もっと外国人排除に繋がる可能性が高くなってくるとは思いますが、私達は何が出来るだろうか。


Wednesday, October 21, 2015

休む事なくージャパンオレア

この辺の秋の風物詩になりつつある、お隣ヴァロリス市のジャパンオレア。
今年も沢山の日本、アジア大好きな地元の人々が、様々な活動を通して、アジアに親しみを持つ機会がありました。

今年、カンヌ日仏協会は、Tシャツを出したのですが 、白地にダルマさんの当協会のマークだけなので、日本人メンバーが布地用のペンを使って、特別「お名前入り」サービスを始めました!
大好評バカ売れ!
お名前だけじゃなくて、好きな事を日本語で書いて差し上げましょう、という事にしてたら、日本好きなフランス人の若者たちは、「オタク」「xxx姉妹」とかマンガのキャラクターかなんかを連呼され、おばちゃんもう分かりません!

でも何でも書くよー。という感じでした。

イベント前夜祭の金曜日には、パリから日舞をされる方が特別に踊りを披露されていました。ハ~、日本人女性の色気ってこういうのを言うんですよね。。。。


Tuesday, September 29, 2015

遠出の終りは・・・

さて、短期旅行の最終日は、レ・ボウ・ド・プロバンス城(Château des Baux-de Provence)という、中世の古城跡です。

ここは、フランスの最も美しい村の一つでもあります。


 一瞬、サンポールドヴァンスっぽい商店街もあったりしますが、ここはもっと特別です。
入場料を払って(どこもかしこも有料です)、ずんずん進むと、広大な景色と絶壁にそびえたつ城を一望できます。昔の人は、高台から隣の高台の人と交信をする事で、連絡を取り合ったり、敵の侵入を監視したり、そしてこの構内にある牢屋では、拷問もあったりしたんだとか。そして水なども雨水が貯蔵できる仕組みまで取り入れられていたんだそうです。



広大なオリーブとぶどう畑を見渡す、高い岸壁の頂上に、建てられた古城。ここはミストラルの痛い強い風がこれでもかー!という位ビュービュー吹いている所です。
ここに石で出来た要塞、地下道や、貯水槽跡など、こんな高い所によくも作られていたな~と感心するばかり。同時に、作った人の苦労と言ったら・・・・
牢屋や罪人を処罰する所もあったり、絶壁から突き落としちゃえば簡単にできちゃいます。
ゴロゴロとした石の路面は、当時のままなので、足場がとても悪いです。鉄の手すりにつかまり、風に飛ばされないように必死でした。
普段の日でしたが、駐車場は一杯(1日5ユーロ)、行楽シーズンだと人込みがすごいんでしょうね。

この辺りのオリーブオイルやワインはとても評判が良いそうです。畑は住宅地やその他の畑にならないよう、オリーブとぶどうだけと決められているそうです。

帰り道、B&Bでお勧めされたワイナリーへ行ってきました。

オーガニックという言葉がない30年以上前から、自然栽培で葡萄酒づくりをしているんですって。ワインも白と赤両方試して、気に入った赤ワインを数本買ってきました。香もよく芳醇で、深みがあってまろやかで、とてもエレガントなワインです。

今年は猛暑だったせいで、ブドウの糖分がとても高く、作っている作業中に、糖分が手の皮膚を溶かすんでしょうか、痛くなるほどだったそうで、2年後の出荷が今から楽しみだ、との事でした。

楽しみですね。
http://www.masdeladame.com/mas_dame.php
このマドラダムは、「婦人のプロバンスの農家」という意味だけあって、女性がオーナーなんです。
とっても美味しいワインですが、スーパーでもベーシックなボトルが売ってました。8ユーロ程度。
美味しいのに、手頃なのでこれからごひいきにしようと思います。

あっという間に終わった旅行ですが、たった今素晴らしいお土産が郵便箱に届きましたよ。さて何でしょう。。。。?


「スピード違反の通知」 です。1点減点の上に45ユーロの罰金。あちちち!!
90キロ制限を1キロオーバーだって、とっても厳しいです。初めてもらいました。

思い出に残る旅行となりました!
これに懲りず、今度は更にアルルやモンペリエへも行ってみよう、と思っております。

遠出の続き

お天気に恵まれた今回の短期旅行。マルセイユ周辺から西部はミストラルが本当に強くて、あったかいようで、風がビュービューなんで、運転している人もハンドル取られて大変なんじゃないかなっと思います。
カンヌ周辺で風が吹いてたとしても、ミストラルとは痛さが全然違います。


さて、ボンデュガールのお次は、車で30分程のアヴィニヨン。
ここも城壁で囲まれた街があります。私達は城壁外の徒歩5分程にある、ちょっとおしゃれなB&Bへチェックイン。そして荷物を置いてから、プラプラ市内をお散歩しました。

ここは昔ローマ法王の法王庁(パレデパップ)があった所です。

パレデパップ(法王庁)
増築や改築を繰り返されて、現在に至ります。なので建物内だけで、様々なキャラクターのお部屋や建物になってます。法王庁の中には、その昔財宝を貯蔵する隠し部屋などもあったそうで、法王としての権力が宗教だけではなかった事が分かります。


あっちこっちと、館内だけで行ったり来たり、すごい歩きました。


夕時のアヴィニヨンの橋


夕食は、トリップアドバイザーで見つけた、ビストロ・リペール、手頃でとても美味しい鴨を、これまた美味しい赤ワインで頂きました。



 帰ったら、スーパーで同じドメインのワインが7-8ユーロで売っていたので、お買い上げ。やっぱり芳醇で美味しいワインでした。

酔いと程よい疲れで、よく眠れました

久しぶりの遠出

9月になり、秋がちょこっと近づいてきているのに、パタパタせわしない日々が続いていました。
今なら季節もちょうど良いし。クーラーなしの車の運転もきつくないと思って、出かける事にしました。

ニーム、アヴィニヨン!車で凡そ3時間の所です。





野外劇場の外側


前日に闘牛士のイベントがあって、お片付け中

初めての旅行でしたが、ここはイタリアか??と思ってしまう位の大スケール。
ラインから、実家の家族や友達へ写真を送ったら、イタリアにいるの???と勘違いされてしまいました。それもそのはずですよね。フランスでも南仏は特にローマ時代の遺跡が多く、状態も良く保存されているんだそうです。野外劇場は、週末に闘牛のイベントがあったらしく、お片付けをしている所でした。フォンテーヌ公園に入って、マーニュ塔の高台まで登るのに、ヒィーヒー言いました。前日ピラティス教室で身体を一杯いじられたので、それにかぶさるように筋肉痛を抑えながら普段やらない程歩きました。

1日目の宿泊先は、エグモートの城壁内のホテル。もちろんお風呂に入って爆睡!!!

翌朝は、エグモートの城壁を散策。風がビュービューで飛ばされそうです。

エグモートの城壁

近くにはカマルグというお塩の田んぼが見えます。微生物のせいで、ピンク色に見えますが、お塩自体は真っ白です。
お塩の山が右側に、ピンク色の海水塩田です。


それから、行ったのは・・・・・・・
世界遺産のポンデュガールです!

なんと壮大なスケール。
絵葉書のように綺麗な写真が撮れました。

いにしえの時代の匠とパワーを感じます。強風で、遺跡から見える雲の動きの速い事!!めまいがしそうになりました。
お土産屋さんに立ち寄り、絵葉書を買ったのですが、そこでは日本人スタッフも常駐していました。聞くところによると毎日1団体は日本からのツアー客が来られるそうです。納得!
世界遺産大好きですよね。日本人客は、とても礼儀正しく、あちらのスタッフさんから気に入られてる外国人団体の一つだそうです。嬉しいです。

ポンデュガールは、とても気に入ったので年間パスを購入!お店の人に「あなた一年以内に本当にまた来ますか?」と言われてしまいました。。。また行けたら良いなあっと思ってます!だって18ユーロで1回切りの入場料ですが、25€払えば年間いつでも何度でも来られるんですよ。3時間近くの運転だって頑張っちゃえる???かもしれません(笑)頑張ります。

さて、旅は続きます。

平安時代にタイムスリップ?

京都の朗読劇グループの方々が、カンヌで源氏物語の朗読劇をしに来てくださいました。

カンヌ日仏協会が彼らの為に、会場を提供したのです。

私も夫と一緒に、到着の際のお迎え、カンヌ観光、会場紹介などをお手伝いしました。

皆さん、とてもエネルギー一杯で、当日も大成功!
朗読劇は何年も前からボランティアで始められているそうですが、次第に衣装を身に着けて、能の先生に所作を教えてもらって、ちょっとした動きを入れたそうです。

衣装は特別に、時代まつりなどを手掛けている老舗の衣装屋さんからお借りした物だとかで、素材は手入れのしやすい化繊だそうですが、模様などは平安時代そのまま再現しているんだそうです。

フランス語の舞台背景の解説もありました。

京都弁のナレーションはとても趣があって、素晴らしかったです。
若いころ、百人一首や源氏物語など、古典が気に入って読んでいた事もあってちょっと事前におさらいもしちゃいました。

当日朝は、日曜日だった為プレゼントにと色々走り、Monoprixのリサイクルバッグ、スーパーマーケット版だけど、ゲランドの塩、ハーブドプロバンスとタプナードの小瓶をセットにして、皆さんお一人お一人に差し上げました。とても南仏チックで皆さん喜んでいらっしゃいました。

義母のレシピのトマトタルトを、お昼の差し入れにと持っていったら、皆さんに大好評!ハーブドプロバンスを使っての料理だけに、レシピが知りたい!と言われていたので義理ママ様様でした。

京都に行ったら、皆さんとの再会を楽しみにしたいと思っています!

不思議な引き寄せ:ラ・ゴウド村にゆかりの日本人芸術家

無名の芸術家である、岡田稔はパリで芸術を勉強し、当時は藤田嗣治とも交友があったそうです。
カンニュ・シュールメールでも、藤田やその他の芸術家と共同生活も経験していた時期があったそう。

ラ・ゴウド村という、小さな村に岡田と妻が間借りをしていました。
貧しい岡田は、お金を払えない代わりにと、絵を描いて贈呈していたのだそうです。村の人々は、家族の肖像画や、自宅の絵など、自分や家族に関わる絵という事で、ずっと大事にされてきた絵は、地元の新聞広告で集められ、展示会が開かれました。

展示会の前には、岡田稔と言う人がどういういきさつでラ・ゴウド村へたどり着いたのか、見つかったいくつかの作品と共に解説がありました。
第2次大戦で、フランスが敵国となった為に、日本へ戻ったのだそう。
市民遺産の日にちなんで、彼が名誉市民になり、残されたご家族エリックさんの娘さんとそのご家族が参列されていました。
そこに訪れていた地元の人々は、関係ない私達までも、日本人だからというだけで、すごい親近感を交えて接してくれて、古い写真の中に自分がいて、エリックと小学校が同じだった!と熱く語ってくれました。岡田真澄は、昔カンヌ映画祭にも来られたようで、その際にこの村へ里帰りもしたそうです。

ラ・ゴウド村はとても小さい村ですが、緑に囲まれたとても可愛い村でした。
展示会終了後のカクテルパーティでは、岡田稔のお孫さんともご挨拶が出来、その遠い昔に自分の家族が、どう過ごしていたのかというルーツを探る事が出来たようで、そのスケールの大きさに他人の私でさえ鳥肌が立ちました。

何気ないつもりで、 見た1本の映画からすごい面白い歴史を垣間見る事が出来ました。

Friday, September 25, 2015

すごい不思議な引き寄せ

ふとした事から、それに関わる事に出会うというか、引き寄せられたという事はありますか?

最近、とても不思議な引き寄せがあったので、お話します。


9月初旬の日曜日の昼下がり、ネット上の古い映画を観ていました。それは、坂本九のでっかい夢という映画で、1967年の映画です。

その映画には、EHエリックという、今でいう外国人タレントの始めのような俳優さんが出ていました。スイスから日本へ来た殺し屋という設定で、日本語、フランス語もペラペラなんです。映画の設定上日本語がわざとガイジンぽくしているけど、本当はすごいペラペラ。

 Image result for EHエリック

ああ、彼って確か岡田真澄のお兄さんだったなーっと昭和人間の私には、ファンファンを思い出しました。
Image result for 岡田真澄、ファンファン

その映画を観てから、Wikipediaで岡田真澄や、EHエリックの事を調べたのですが、彼らはニース生まれ、お父様が日本人の画家、お母様がデンマーク人だという事でした。あら、ご近所で生まれたんだな~とちょっと嬉しかったです。

その翌日、日仏協会の人たちと会った時に、ふと「あなた岡田稔って知ってる?」と聞かれました。

もちろん、すぐに「はい、知ってますよ、岡田真澄とEHエリックのお父さんですよね。画家でってあったけど、そんな有名なのかしら???云々」
と、ウィキペディアに載ってたまま答えました。

そうしたら、その週末にその彼の作品の展示会が、残された家族も参列してあるというお話を聞いたのです。え、なんという偶然。


えー!!!!!
不思議でたまりません!!!

地元の新聞にも掲載され、「村にゆかりのある芸術家の作品をまだ持っている人はいないか」と募っていたそうです。
もちろん、その展示会へ行ってきましたよ。
続きます。

少しずつクレーム:国民保険と任意保険

フランスの健康保険システムは、国民保険と任意保険とを合わせる事で、7-8割がた戻ってくるようになっています。

暫く整体マッサージや歯医者などでお医者に通う事が多くなっていて、ふと発見した事がありました。
任意保険の返金が3年以上なされていなかった・・・という事です。

この問題が起こった原因が、数年前に切り替えた私の自営業としての保険です。

保険証の番号自体は、国民保険と変わらないのですが、自営業者の保険証に変えた事を任意保険の会社へ連絡する事を怠ってしまった事が原因のようでした。

どっか、システムでデータベースのチェック位してくれても良いのにな~。。とバカだ、アホだとののしって地団太を踏む私。横で、そんな態度じゃあ、フランス人は手助けなんてしてくれないよーだ、と私の怒りに拍車をかける夫。


薬は問題なく、薬屋さんへ返金されているのに、主治医や検査などまーったく何も返金がありませんでした。こういうのも、システム自体がしっかりしていれば、薬と往診がマッチしているかとか整合性チェックして、なければどうしてないのかはじく、なーんてやってくれても良いのに、さすがに全国民の面倒を見るのは難しいのでしょうか。それだって、大きく見ればコストを削減につながるとは思うのに。。。

直ちに、どこがどう間違っているのか、エクセルでさかのぼる作業を始めたのは、7月初旬の頃です。悔しいけれど、手紙を書いても夫に頼ってチェックしてもらわないとなりません。言い方が悪いだとか、表現がストレートすぎるやら、国民保険や任意保険への手紙を何度も送る度に、彼のチェックが入ります。

国民保険では主治医や主治医が勧めてくれた専門医などは、7割返金になっているはずなのに、3割しか保険から戻ってない事も判明して、ややこしい事盛り沢山。主治医の登録も数年前にしているはずなのに、またやり直しだったり。なんせ書類大好きフランス。そんな情報だって、カードのICチップに入れちゃえば良いのに。

その他にも、私に7割返金になるはずの分が、どういう訳か主治医へ渡されているという始末。

これって、どうなっているのでしょう?損をしている人、私以外にも沢山いるのではと疑ってしまいます。

さて、チマチマやって、8月末になり、取りあえず今年分の国民保険は、国民保険側が訂正をしてくれないと、任意保険へクレームが出来ないので、保留案件ですが、過去数年分に関しては、必要な証拠文書を全てコピーして、ぐうのねも出ない位完璧な状態で、送った結果、9月に入ってほぼクレームした分が返金されました。

やったー!!!!!!

フランスって、言わないとやらないんだなって思います。
私のクレームへの手紙にも、一言も「このたびは、ご不便をお掛けしました」というちょっとした謝りの言葉すらありません。(サービス精神ない)今回は、私がステータスを更新していなかったのが原因でしたが、それでもイギリスでだったら、こういう時は、社交辞令であれ「ご不便をお掛けして申し訳ありませんでした」って言葉が書面に入ったと思います。

時間はかかるけれど、クレームしたかいがありました。これでもっと安心して、医療を受けられます。これからはもっと目を凝らしてチェックしないと、相手に全て任せてしまっているのはいけませんね。一つたくましくさせてもらいました。

Monday, September 7, 2015

魔法はないか

こんにちは。
昨年末のぎっくり腰以来、原因がわかって治療中ですが、この慢性腰痛何とかならない物かと悩んでいます。週1回マッサージしてもらっているけど、緊張した筋肉を緩めてくれはするけど、慰めにしかならない。
ヘルニアになりかけのこの状態を、改善する事はないって事なのかしら??ヘルニアになって手術なりして回復した人は多くいるようだけど、完全ヘルニアじゃないのに、慢性的な痛みを抱えている人は、どうやって付き合ったらいいのでしょうかね。

8月は通っていたピラティス教室の先生が一か月夏休みだったので、自分で家でできる事をしていましたが、身体の事よくわかっていない素人では、やり方も時間も雑になってしまいます。

そしてせっかく作り上げていた筋肉も、ダラダラになって、また振り出しに戻ってしまっている。。。
それで気づいたのは、定期的な運動を継続する事。


運動をして腹筋付けて、でっちりで突き出したお尻を内側にして、などなど日々努力はしているけれど、辞めてしまったら、また太ってお腹周りにお肉がついたら・・・と思うと、20歳年をとった気になっちゃいます。


ダメですねー。日々の生活を楽しめるように、気分改めまた努力します。

Wednesday, August 5, 2015

お針子の時間

最近久しくやってなかったけど、この数か月時間を見つけては簡単に出来るような洋服を作ってます。私の引きこもり時間。でもそれもすごい大事な時間なんです。

フランスでは、日本のシンプルな服作りの本が沢山出版されています。
イギリスでは、British Sewing Beesという、「英国お針子蜂」という一般参加型で、国内の素人の洋裁好きを募って、その1位を競うという番組もあって、とっても刺激になりました。

私はお婆ちゃんと、近所のおばちゃんから洋裁、和裁を習って育ったのですが、「へたの横好き」です。極められたら素敵だけど、極めなかったとしても、好きならそれで良いじゃない。位です。

今では、Youtubeやらネットで沢山パターンややり方を手に入れられるので、それで楽しめれば新品同様で買った中古のミシンが大活躍してくれて楽しんでいるという感じ。

それで作ったドレスがこんな感じです。2着とも1メートルで出来ちゃう。
身体のサイズぴったりの洋服は、着心地抜群です。

クラシックなスタイル、型紙を譲って頂き教えてもらいました。Kさん感謝です!

sewinloveというサイトから拝借。裏も表も着られる2Wayタイプ
 今年の私は、どうも花柄に目が行くようです。洋裁はめっちゃ楽しい

怒りと暑さの関係

あつい、アツイ、暑い!!!!
今年は8月になるまで、夜も湿度が高く熱帯夜が続きました。
国内で猛暑だそうです。これは2003年以来とかなんとか。雨にも久しくお目にかかってません。
普段ならちょっとした雷雨があっても良いのですが、バカンス中の人には良いですが、ちょっと山にでも避暑で行きたい位です。

我が家は、扇風機だけで過ごしております。 夜は雨戸を閉めて窓を開けたまま寝るのですが今年ばかりは連日の猛暑で寝る直前にシャワーを浴び、ミストスプレーを身体に撒いて気化熱でひんやりさせてから寝ないとたまらない、という感じです。おまけに、

我が家の車には、クーラーのガスが抜けてしまい入れなおさないとクーラーが利きません。

Thursday, May 7, 2015

告知:日本の深夜ラジオで電話インタビュー-5月11日(月)

私事ですが・・・

日本の深夜ラジオに電話で生出演することになりました~。
5月11日(月)のOn the Planetという番組内の午前1時10分からの枠です。


インタビュー形式で10分程カンヌ映画祭直前の街の様子や、日々の生活などをお話する予定です。
初めての経験で、でも声だけだから大丈夫!
お友達にお話するような感じで、お伝え出来るように頑張ります。

ご期待下さい!



Monday, May 4, 2015

フルーツ

温かい季節になり、フルーツが沢山出回る時期です。
でも全てフランス産じゃないんですけど。。。

手頃なフルーツがバルク売りしてた時に作ったのが、病みつきになりそうです。グレープフルーツ、オレンジ、イチゴのミックス絞りたてジュース。です。

美味しいけど、面倒だな。

何が面倒って、ブレンダーとプレスが一度には出来なくて、大きな洗い物が二つ出来ちゃうこと。

エネルギーと時間があれば、たまにはこんな面倒な事をしても良いかも。



5月1日のマルシェ

今日はメイデー。スズランの日です。

近所のマルシェで、スズランをおすそ分けするのにいくつか買いました。おばちゃんはおまけしてくれて、私は超ご機嫌です!いつもありがとう。

マルシェをちょっとフラフラしていると、なんかアンドロイドのような人の顔を発見。

浜崎あゆみのTシャツが売っているではありませんか!
まあ。。。

店員さんは、「タイから直輸入なのよー。全てタイ製。安いわよー」っと。

「この人日本人歌手なの」
という私の言葉には、興味を全く示しませんでした。。。

「じゃあ買ってく?」
まさかぁ~
スズランのこの香、大好きです。



久しぶりにタコ焼き

を作ってみました。
海外の地方に住むと、そう気軽にお好み焼き屋さんとか、ラーメン屋さんが行けません。
なので、欲しいとそういうのをお家で作るように必然的になってしまいます。

私は一度作ると凝り性なので、続けて何日も作るという事もあります。ですが、飽きるとピタッとなくなるため、料理ソースとかでき合いのボトルなどを買っちゃうと、期限切れが多くなってしまうので、ほとんどそういうたぐいは買わなくなりました。
醤油、味噌、みりん、酒、本だし、昆布だしがあれば、

Thursday, April 30, 2015

カスタマーサービスの印象でブランドのイメージも変わる!あっぱれラロッシュポゼ

この何年もラロッシュポゼというフランスの基礎化粧品や化粧品を使っています。トラブルばかりだったのが、ピタッと治って調子が戻って以来シリーズで使ってます。(たるみは治らないけど)

これだけ何年も愛用してきたブランドが、好きになるか嫌いになるかって、ちょっとした問題にどうやって対応してくれるかも影響が少なからずあるかと思います。

夕べから今日に掛けて起こったお話です。

(昔ばなし)ベーコンは豚肉なんですよね。

日本でハラル・ビジネスが活気づいているのだそうです。4月14日のワールドビジネスサテライトで知りました。
カレーライスやラーメンを、ハラル認定された鶏肉で作られたり、カラオケに出すおつまみがハラルだったり、お祈りスペースが出てたり。。。

イスラム圏の観光客の増加を踏まえての新規顧客を狙った新ビジネスなんだとか。

素晴らしいですね。

Monday, April 27, 2015

映画祭抽選受付今日から:(カンヌ住民者)

今日から11日まで、カンヌの役所で受付が始まります。
http://www.cannes.com/fr/actualites/annee-2015/avril/festival-de-cannes-inscrivez-vous-pour-gagner-vos-places.html

映画祭は基本的にはジャーナリストや映画関係者だけが入れるB2Bのイベントですが、カンヌ在住者には、各上映会への招待枠が若干あるのです。

今回の映画祭には、日本からの作品、常連の監督さんが大勢来ますね。
本コンペ作品には、是枝監督、ある視点コンペには、河瀬監督、黒澤監督、
そして三池さんは監督週間で(こちらは、地元の方はシネクロワゼット協会のメンバーになるとただで見られるはずです)

前回の河瀬さんの作品は、あとちょっとでパルムドールだったらしいのですが、今回は「ある視点」でどんな作品を見せてくれるのでしょう。これだけ海外から評価があるのにも関わらず、商業的な成功は見られないですね。やっぱりその特徴が、海外で受けているのかもしれません。

映画祭は5月17日から2週間です。お天気が良いと良いですね

Friday, April 10, 2015

夏フェスティバルの季節が近づいてきた

このところ晴天に恵まれているカンヌです。夏はもうすぐそこって感じ。
気持ちいい!
夏と言えば、野外コンサートですが、と言ってもずっとご無沙汰しております。
なんだか恋しいなぁ・・・憂さ晴らししたい。

Fnacのチケットガイドのサイトを覗いてみると、あるある!沢山イギリス、アメリカからもフランス各地をツアーします。!

ブラー、
スティング、
スラッシュ、
レニークラヴィッツ、

でも・・・・私の住む南東には、スティングとスラッシュ位がニースでコンサートする程度。残念。

あれ、スコーピオンズがモンペリエでライブしますね。しかも、スペシャルゲストにヨーロッパ
これは、ヨーロッパにツラれて集客を狙ってるの?
「ファイナル・カウントダウン」「キャリー」とかを聞くために??

最近、音楽に飢えているのかもしれません。ニースに誰か良い外タレ来ないかなー。

大塚家具とフランス国民戦線党のお家騒動

大塚家具のお家騒動とやらで、会長職の父と社長の娘が経営権を巡って株主総会で争ったという確執騒動があった日本ですが・・・・
フランスだって、政治の世界で娘が父親を追い出すという騒動の真っ最中です。

極右政党のフロント・ナショナル(国民戦線党)の党首マリンヌ ルペン女子は、年末の地方選挙で、私の住むこのアルプマリチム県で擁立する予定だった、実父であり党の創始者のジャン・マリ ルペン氏を候補から外しました。

今に始まったわけではないけど、父親の度重なる、ナチスを擁護する発言で、厳重注意を投げかけてきたのに、またラジオ放送で物議をかもす発言をして反省の色がない為、年末の地方選挙、その先の大統領選挙への、人種差別などのイメージ払しょくに、彼を候補から外し、引退して政治的責任を取れと促している様子です。

2001年位の大統領選挙も、最終候補まで対決で、あわやルペンが大統領にという所まで来ていたこともあったけど、近年のテロ騒動で移民排除など(特にイスラム圏)私達にとってもざわざわしちゃいます。


Monday, March 30, 2015

ビンゴ




前夜のバレーの試合は、大勢の日本人サポーターがいる中、江畑さんの大活躍でカンヌは3-0の圧勝でした。バックアタック、ブロック、サービス全て綺麗に決めて絶好調の様子の江畑さん。素晴らしいパフォーマンスでした-。お疲れ様でした!!来月からのリーグ戦も楽しみです。今回の試合には、中盤戦で2組の学生(小学生と中学生ぽい)ダンスのパフォーマンスがあり、クネクネに体が柔らかいすごいダンスが観られました。

さて、次の日はカンヌバレーボール応援団の主催する、ビンゴ大会にも行ってきました。ロンドンでもやりたかったなぁ・・・・
10ユーロ(1300円位)でビンゴカード3枚と1枚おまけ。テーブルに置いてある、カラフルなビーズを言われた番号の上に乗せていきます。
最高景品は大型フラットスクリーンTV、またその他にはカンヌのサン・マルグリット島へフェリー券数往復、お肉屋さんのお肉券、スポーツジムの無料券、缶詰盛り合わせ等‥沢山ありました。地域の協会やクラブなどは、運営費として市からの援助金もありますが、こういうイベントやフリーマーケットなどを開いて活動費を募ったりするのだそうです。予約してたけど会場は満席です。

遊び方は複数あります。一枚のカードから、横に一列並んだ状態になるとビンゴ!とカード一枚全てが埋まってビンゴ!たまに2列横に並んだ状態になってビンゴもありました。こちらではビンゴとは呼ばず、一列そろったら「キンQuine」、カードが埋まったら「カートンCarton」と言います。Quineは数字の5Cinqから由来しているそうで、横に5つ数字が並んだ状態だからだそう。Cartonはこういうカードをカートンと呼びます。

地域のビンゴを渡り歩いているプロもいます。私達の向いに座っていた女性は、マイ・ビーズを持ってました。ビーズにマグネットがついているので、専用の棒でざっと回収できるすごい奴。

15時から始まって、途中休憩もありましたが、3時間の熱い戦いでした。シーンと静まり返った会場に番号を引くガラガラとマイクからおばさんが番号を読み上げるって感じ。番号が聞こえなかったり、誰か間違うものならブーイングが飛び交います。

少しずつレベルが上がり、景品もランクが上がっていきます。大きなかごの景品を横目にしながら、いつか自分もあたるかな~と思ってたら、あ、私達のカードも1列埋まった!あれ、ビンゴなんて言う???忘れちゃった、ほら叫んでよ、「キン~」っと主人に叫んでもらいました。
どうやら複数同時にビンゴだったらしく、この場合はくじ引きです。番号札の入った小さな袋を持ったオジサンがやってきて、私は47番を引きましたが、他の2人は私の番号よりも小さかったらしく、私達が景品ゲット!やったー。










中身は、歯と髪を手入れするグッズ。歯磨き粉、シャンプー、部屋の芳香剤、近くのレストランのランチ券、ジムの割引券、ビューティーサロンで手のマッサージとマニキュアのただ券などなど盛り沢山でした。ラッキー!!!!

面白かったので、また行きたいと思います。

Thursday, March 26, 2015

告知:バレーボール3月28日(土曜日)

日本人バレーボール選手、江畑さんが在籍しているRCカンヌが、今週末試合があります。
ナショナルリーグ戦の予選最終ゲーム。

カンヌはこのリーグ予戦のトップを走っているので、来月からのリーグ本戦出場は決定しています。土曜日の対戦チームはリーグ9位のヴァンヌ。対戦チームはリーグ戦出場ベスト8を決めるか否かのかなりギリギリの所なので、熱い試合になりそうです。

カンヌ試合パレ・ビクトワール

先週末のパリでのフランス杯決勝では惜しくも2位、しかも、江畑選手は出場選手には入れなかったそうです。(外国人選手の割合に規制があるのだそう)たまたまその時パリにいるからと、決勝戦の試合のチケットを買った主人は、日本の国旗をパタパタ降って江畑さんを応援しようと楽しみにしていたのですが、彼女が試合に出ていないのを知ってとってもガッカリした様子でした。
今回の試合でまた雄姿が観られるのを楽しみにしております。

ご近所の方、興味がある方は私までご連絡下さいね。

英国の人気カーTV"Top Gear"問題

特にクルマ好きじゃなくても楽しめる車番組’トップギア’、イギリスに住んでた頃楽しみに観ておりました。フランスに来てからも、たまにBBCのオンデマンドや、フランスでもフランス語吹き替え版が観られます。
暴力事件が元で、メイン司会者の一人が番組をクビになるという問題が起こりました。

人気車ジャーナリストのジェレミークラークソン、ジェームズ・メイ、リチャード・ハモンドのトリオが毎回クルマを使った面白い挑戦を繰り広げてくれて、予算も拡大して海外での撮影も広げ大人気でした。それと謎の覆面ドライバーのスティッグも人気の一つです。

事の発端は、クラークソンが、ロケでの食事に温かい物が食べたかったのに、出なかった事に腹を立て、プロデューサーを殴ってケガさせた、という所だそうですが、BBCの同番組をクビとなってしまいました。

中堅の車でタイムを競う運転コーナーもありイギリスのタレントだけではなく、ハリウッドスターが出演を楽しみにしているという位好評で、アメリカ版が同じ出演者で制作される位人気のこの番組の看板司会者をクビにしてしまう。確かに彼のわがままと暴力は許される事ではなかったけど、もっと長期的にみて賢い「お仕置き」は考えられなかったのでしょうか。

この極刑に、何万人という人がクラークソンのクビを守るための署名運動にサインしたそうですが、その願いも届かなかったようです。

あのトリオが出てこそ、トップギアなのに、誰か一人が入れ替わってももう同じような番組作りは出来ないでしょう。その昔ハモンドがジェットパワーの車で、バランスを崩して激突事故で瀕死の重症を負った時も二人だけで寂しい物でした。

もしかするとクラークソンが他の二人も連れて、別のチャンネルに移ってしまうなんてこともあり得るかもしれません。

BBCは大きな損害を被る事になるでしょうね。また一つ面白い番組がなくなってしまうかもしれません。

Tuesday, March 24, 2015

Pilatesのジム内はまるで・・・・

以前から悩んでいた、首や腰の痛み。すこーしずつですが、回復してきております。
色んな人のお話を聞くと、やっぱり40過ぎて、少しでも運動をしていくのがこういった身体の問題を改善する方法なんじゃないかと。お友達は口々にダンス、水泳、ヨガなどをやるべきだっとアドバイスしてくれてます。

で、痛みが引いてきたので、あるお友達がピラティスが良いって言っていたし、整骨院の先生(オステオパス)の先生もやってみるときっとすごい良い成果があると言ってくれたので、テストでやって見る事にしました。ピラティスはフランス語だとピラットになっちゃいます。

ピラティスってダンスをしていた人が開発した、器具を使うストレッチ運動。ヨガやジムなんかからも影響を受けているそうです。
ロンドンにいた時、ピラティスと呼ばれたクラスを受けた事もあったけど、それはどうやら本来のピラティスから派生されたものらしく、本家とは異なっていわゆる邪道の物だったらしい。。

さて、ストレッチもパーソナルトレーナーと一緒にみてもらいながらやるのは、やっぱりどんな運動でも良いはず。でも数多くある器具がどんな事をするのか、初めての私には怖々でした。

しかも・・・・・こういっちゃ何だけど、ピラティスのジムって革製の紐、つり革、ベッドやマットとかがあるのですが、明るいきれいなお部屋にあるから、そんな風には見えないのかもしれないけど、一瞬先日みた「Fifty Shades of Grey」のSMのお部屋を彷彿させ、口には出せなかったけど、入ってすぐにちょっと吹き出しちゃいました。

先生はニューヨーカー。本場で修業して、フランスへバカンスへ来る外国人が、彼女のレッスンを受けに来る事も多いのだそう。設置してある器具は、つり革などはバネがついていたりして、重石で負荷をかけながらも、自分の体重で戻せるような仕組みもあるそうで、やっていて怖かったけど、ストレッチなどは効果的に出来るようになってました。でも器具が複雑だから、インストラクターは常に監視する必要があって、だから少人数でしか出来ないのだそうです。

1レッスン結構するけど、とりあえず5回。やってみて、身体をちょっとずつ腰痛、首痛が防げるように筋肉を作っていこうと思ってます。


Monday, March 23, 2015

いままで気づかなかった・・・電子辞書機能

ちょっと翻訳の仕事をしております。
広告に使う短文だけど、短かいだけに、クライアントの作った日本語分に出来るだけ近づいた英文にしたく、寝かせたり、悩んだりする事1日中。やっと納得のいく文章になって配達する事が出来ました。
文章を書く事も好きですし、同じ言葉を何通りにも考えたりするのも好きです。なので、ちょっとした文章でも、悩みながらチマチマ翻訳するのも結構好きだったりします。
反対に通訳は、一瞬が勝負なので集中力が必要ですし、いちいち悩んでしまうとやっていけないです。両方とも人とのコミュニケーションを手助けする事ですから、また好きになってきました。

この電子辞書は、ここ2年程お世話になっている、前に使っていたやつの進化版。フランス語も入っている優れものです。いつも使うのは日仏英の辞書だけですが、ふといじってると、何だかスマホよりもすごいものが入っている事に気づいちゃいました。

クロスワードパズルやら数独!!!日本語や英語のリスニングしながら単語のテストも出来ちゃう。



しかも何だか日本や世界の名作集まであって、読書も出来ちゃうってことにも気づいた。すごーい。こんな小さいのにそんな沢山の本まで入っているなんて。もっとちゃんと使わないと勿体ないですね。

不動産の見本市



ロンドンパビリオン
残念なパネル。確かに「-」って縦にも横にも変えるんだね。気づかなかったよ。
ジャパン・パビリオンは酒樽で鏡開き!

昨年から本格的に始める事になった、カンヌの不動産見本市会場での日本企業さんへの通訳サービス、今年も興味深いお仕事をさせて頂く事ができました。

今年のMIPIMには、アジアから200名参加だそうですが、うちナント100名は日本からだそうです。東京オリンピックに関連した東京開発とその他の大都市の急激な開発と円安の影響で海外からの投資家の興味も高いようです。

今回はクライアント企業さんより、ソフィアアンティポリステクノパーク、モナコの視察の依頼もあり、それぞれの都市開発についても色々調査したり、関係者と事前に打ち合わせをして情報を得るチャンスもあり、とても勉強になりました。

ニースのトラムウェイや電車の整備、環境に優しい街づくりの為に展開が進んでいるレンタル自転車や電気自動車など、カンヌに比べ大都市のニースの街づくり展開もクライアント企業さんは興味を示されていました。

お仕事の面で、良い出会いがまたあり、本当にありがたい事です。

朝ドラが最終週

もうすぐ終わっちゃいますね。マッサン

観ているとほとんど苦労だらけで、エリーが毎日のように泣いている感じで、観てて気の毒でした。花子とアンが元気になるような明るい作品だったけど、マッサンはあまり元気が出るような作品ではなかった気がします。
戦時中の差別の場面は、エリーには悪くはないのにと、心が締め付けられそうでした。

異国へ嫁いで、日本人よりも日本人みたいになろうと努力していたエリーのように、フランスでは、多くの先輩日本人が昔々、日本人である事、日本の文化を持つことよりも、一日も早くフランスの社会に溶け込もうと必死だったというようなお話を沢山聞きます。そしてそういうエピソードは、小説を読むよりも大冒険だったり、興味深い事だったりします。

エリーが、日本での生活を通して成長していく様は、大した事をしてはいないけれども、自分のこれまでの海外での生活を思いださせてくれます。ちょっとは成長しているんだろうか。

Sunday, March 22, 2015

昔話が続きますが・・洋楽の日本語カバー

私の中学時代は洋楽と洋画でどっぷり浸かっていた時でした。
マットディロンは、私の大好きな俳優の一人。幼いせいか、演技じゃなくて顔で選んでいた時代でもありました。今思えば、演技は大したことなかったのかも。今は、ベネディクトカンバーバッチが好きです。
そして映画を好きになると、サントラまで気に入ってしまうほどだったり、当時レコードが高くて買えなかったから、週刊ぴあでFMラジオの番組表をチェックしながら、録音までしたり色々熱心だったなぁっと思いだします。
(カセットテープのデコレーションやレタリングまで、マメなお友達もいるけど、私はそこまでは出来なかったなぁ・・・)

当時はアメリカのトップ100とかが主流だったので、本当にジャパン、デュランデュランやデヴィッドボウイといったブリティッシュ系の音楽が好きになるまでは、アメリカが外国みたいな所あったかもしれません。

夫と70-80年代に流行った映画の話をすると、日本ではアメリカ映画が主流で、ヨーロッパの映画ってあまり目にしなかった事に気づきます。フランスでもアメリカ映画は入っていたらしいけど、それ程興味がなかったのかも、見せても知らないというアメリカンロックだったり、映画だったり、という感じです。
それこそ、当時の映画雑誌には、「ラ・ブーム」のソフィーマルソーが日本でもすごい人気だったんじゃないかなぁ。。。ソフィーマルソーか、フィービーケーツ、ブルックシールズ、って感じ???あとエマニュエル夫人ですか(笑)
俳優だと、マットディロン、ジャッキーチェン(え?)トーマスハウウェル、ラルフマッチオ、他思い浮かばない・・

ある日何だかふとした所で、「ストリートオブファイヤー」という映画のサントラを聞くことがありました。(もちろんYouTubeです)古き良き50年代のアメリカで、女性ロックスターを二人が取りあうみたいな映画です。

一応映画館には行って観たけど、その後もTVでみたりして、かなり回数観ているとは思うのですが、きっと20年ぶり位に思いだした映画です。サントラの曲がほとんどアメリカでトップ⒑入りしていました。
I can dream about youって曲がまた良いんですよね。黒人のソウル音楽っぽいのに、実は白人というのが、当時すごい評判でした。

中でも、リンク貼ったこの曲「Tonight is what it means to be young」という曲は、ヒットして直後に日本のテレビドラマのテーマソングで日本語カバーになって使われてました。
「ヤヌスの鏡」という、主人公の高校生が、事情があって二重人格:普段は大人しく、でも何かの拍子で(頻繁に夜)不良になって人を襲うという、演出が笑えるドラマなんです。

ドラマを全編観たんだろうか・・・なんてモヤモヤ探したら、ネットですごい短縮だけど全編観れちゃうのがあって、すごいスッキリしました。

あの当時は、洋楽の日本語カバーがなんと多い事。そしてあの手の不良を更生させるとか、すごい大成するというような青春ドラマがすごいありましたっけ。楽しめます。
洋楽が好きで、オリジナルが一番。と思っているので、あえてカバー曲は触れません。

Saturday, March 21, 2015

ジャズナイト

近所のバーで生バンドのジャズがコンサートをしているというので、観に行ってきました。

観に行ったバーのバンドは、3人構成、ベースとギター、サックスかクラリネットなどで、リクエストに応じて演奏してくれ、なおかつ皆で大合唱。本格ジャズもやるけど、ボサノバとかシャンソンっぽかったり。各テーブルまで行って、リクエストして、お客さんと密接した演奏してます。



おーっときたきた。「なんかリクエストは??」と聞かれて、とっさにでたのはセルジュ・ゲンズブールの「エリザ」良いねーなんて言って即興ですぐに弾いてくれます。ジャズじゃないけど、素晴らしい。


その後、次はじゃあ、「オー、シャンゼリゼかな??」なんて言ってきたので、「ア、ノン、それは勘弁して」っと言って、次はエディットピアフになりました。

どちらかというとカラオケみたいな感じになっちゃってました。まあ、それで皆楽しいならそれで良いですけど。今度は他にもリクエスト出来る曲考えておきます。

ジャズは昔から好きで、20代は浅草のジャズバーで聞きに行った事もあったっけ。敷居が高そうなジャズだけど、でも浅草だからもうちょっと庶民的だったかも。
ルイ・アームストロングみたいな太い良い声をもった凄い日本人シンガーがいて、「What a wonderful World」聞くのはとても気持ち良かったっけ。サイトで検索したら、あれ??Hubってイギリスパブになってる?でも、まだライブバンドやってるみたいなので、今度また行ってみたいな。
私が好きなのは、アシッドジャズで、もう解散しちゃったけど、コーデュロイ、ガリアーノとかかな。今でも聞くと踊りたくなりまる。若いころはハリーコニックJrの甘い声にうっとりしたっけ。
北ロンドンのカムデンにある、Jazz Cafeにも日曜日とかプラッと出かけた事もありましたっけ。

フランスとは全く縁のなかった、21歳位の頃、テレビのコマーシャルですごい良いなと思ったCDを探した事もありました。

フランス人ブルース・ジャズシンガーのパトリシア・カーズのKennedyRoseという曲。マクセルだったかカセットテープのCMで使われて、音がかっこいいなあと思ってたのです。フランス語で当時は何言ってるのかさっぱり知らなかったけどアルバム買って聴き惚れていました。全然気づかなかったけど、JFケネディの母親の事を皮肉った歌みたいです。



もう一つバブル時代のタバコのCMでこの曲のカバーが流れてました。「Day and Night」
私が最初に聞いたのは、もうちょっとモダンにしたアレンジ版で、歌手が誰なのかも知らないのですが、ロマンチックな詩が気に入って、すごい何度も何度も聞いていました。歌姫エラ・フィッツジェラルド版だけど、沢山カバーがいるんですね。no matter darling where you are, I think of you, night and day, day and night. 


今聞いても、なんかやっぱり良いなあ~。古さを感じさせない。またカラオケのレパートリーにいれちゃいます。

Wednesday, March 18, 2015

コントロールテクニーク

車検に当たるのがコントロールテクニーク。イギリスだと毎年だったのに、こちらでは3年に1度で、忘れやすくなってしまうのですが、
昨日車を出しに、いつものガレージへ持っていきました。恐らくオイルとか変えないといけないだろうから、ちゃんとやって、前もって教えてよ。って、言ったのに。
「はいはいー」って適当にあしらわれて、いつものオジサン、ちゃんと修理前に電話くれるのかなっと思ったら、結局遣られた!!!!


「修理する前に金額を教えてくれる」という事を一切しないで、修理しちゃう。

何だかまたとんでもない出費になりそうだ。


Tuesday, March 17, 2015

噛めば噛むほど、

フランスに住んでるから、日々どっぷりフランスの生活をしてるわけでもなく、バゲット、チーズ、ワイン、デザートとか毎日食べてないし、かといって、白いご飯ばかりでもなし。

こないだのマカロン味比べで、スーパーのが旨いと言って大笑いだったので、今度は夫婦で、バゲットの味比べしました。

スーパーのバゲット0.85€(250g)、パン屋のアンシエンヌ0.90€(210g)とバゲット1.10€(250g)です。

手作りパンの見分け方は、気泡とパン裏の焼き跡だそうです。
比べるまでは気づかなかったけど、アンシエンヌはほんのり塩が入ってるみたい。スーパーのバゲットは、クニャクニャです。パン屋のは、硬さがありながら、中はフワフワ。こんなにじっくり味わって食べてなかったけど、明白です。パンが好きな人は、たまらないでしょうね。私には発見です!

また、別のパン屋で比べましょうか


医者ばかりの日々

整体師、整骨院、歯医者、主治医、あれやこれや・・・・

この数日で通ったお医者さんです。

医療費だけでもバカにならない~。ひえ~!!!!


先週初め、ブリオッシュを食べてて、異物混入かと思ってた奥歯の銀色の詰め物は、歯医者さんがそのまま戻して固定してくれました。
どこでやったものなの??と聞かれて、記憶がなかったので、「多分、日本かイギリス」と言うと、「恐らく日本だね、みた事ある治療法だ」なんて言って、先生は2つの治療法を提案してくれました。
「1つは、そのまま戻す。もう一つは、型をとって、新しい白い詰め物にする」

口に、水分を吸い取るマシーンが入ったままの私には、「じゃあ、そのままで」というのが精一杯。本当は2番目のやつ、幾ら掛かるか聞きたかったけど、それはまた1つ目のオプションがダメだったらで良いやと思ってやめました。

治療が全て終わって、立ち上がる時にやっと幾ら位か聞いてみると、80€位で保険で賄える範囲だとの事。なんだじゃあ、次回是非やってもらいましょう。

ともかくも、歯が治って良かった~。たった数日詰め物がなかっただけなのに、口の感覚が変でしたが、今はスッカリ復活です。腰も首もすこーしずつだけど、良くなっている気がします。
無理は禁物ですが、良いと言われるものはなんでも挑戦したいです。今度ばかりは焦らない!

Monday, March 16, 2015

フランスのラジオで、北斎に関する特別講義

クリックするとラジオフランス・カルチャー:北斎へ(フランス語です)


パリのグランパレで1月までやっていた葛飾北斎展、ラジオで特別講義が聞けます。「北斎がマンガの起源」とこじつけている感はありますが・・・でも江戸時代の文化やどのような技術が使われているのかなど、具体的な解説があります。図入りで解説しているのに、実際に何の作品を話しているのかなどが音声だけなので見れないのが残念ですが、結構興味深い内容です。
雨や、人の表情や動きなど、北斎が海外の偉大な芸術家に影響を与えただけでなく、日本の現代マンガにも影響を与えている、というような事を話しています。

私の実家のある、墨田区では「すみだ北斎美術館」が江戸博物館の近くに工事中だそうで、何よりもぶっ飛んだのは、何億円もする肉筆画を区が購入したと最近ニュースでありました。

日本のアチコチで、古き良い時代を取り戻そう、次の世代に繋げていこうという活動が盛んですが、ドンドン広げていって、それを海外にも示せるようになっていってほしいです。

すみだ北斎美術館を担当する建築家は、妹島和世(せじま・かずよ)さんという方だそうで、フランス・ランスのルーブル美術館を手掛けた人でもあるんだそう。こじつけですが、フランスとはここでもご縁があるのですね。。。。

完成が楽しみなすみだ北斎美術館です。


Monday, March 9, 2015

日本チャチャチャ

カンヌ女子バレーボールで、一シーズンの契約で活躍してる、江畑さんを応援しにまた試合にいってきました。

お友達と横断幕作って、大判の日の丸も持って行きました!

会場に着くと、江畑選手のお母様、後援会の会長さん、日本のテレビ取材陣も来てて、何事?って感じでした。

さあ、近所のサンラファエルとの実際の試合は、3-0の快勝!

カンヌバレーボールの後援会ブルーエンジェルズの方とお話するチャンスがありましたが、スキルの高い選手の確保するのが、知名度をあげるキーなんだと。その為にはお金がいると、どこのプロスポーツにも当てはまることなんですね。

普段よりも多い日本人で、江畑さんを囲んで記念撮影出来たのが光栄でした!

カンヌで開催の次の試合は3月28日です。