Monday, May 26, 2008

映画祭終了!

長いようで、あっという間の映画祭が終わりました~。

初めての経験だったので、初日はドキドキでしたが、11日間の間、日によっては1日に3本もの映画を観る日もありました。後半はちょっと落ちついて1日1本というようにしました。

日中の上映はカジュアルな服装で大丈夫ですが、夜は夜会用の服装とチケットにも記載されていて、男性はタキシードを着ればOKですけど、女性はさすがに毎日同じ服では。。。と私は昔のドレスまでひっぱり出したりして正直ちょっと面倒でした。映画祭というと、人々が着ているファッションも注目されますが、最近のそういう風潮も現しているのか、そこへ集まる人皆がまるでセレブのような扱いをされます。

パレデフェスティバル周辺には夜になると、大きな一眼レフを持ったカメラマンがわんさわんさといて、会場へ向かう礼装した一般客をパシャパシャ写真とるのです。「マダム、こっちむいてください。せっかくの映画祭なんだから~。。。」最初私は何が起こってるのか分からず、この人たち何か勘違いしているのかしら~?っと思ってたら、お商売なんだと理解しました。一般客の中にはまるでモデルのようにポーズを取って撮影に応じる人もいますが、単なる道路上なのであまり雰囲気が良いとは言えません。ただし、会場前のレッドカーペット横にいる業者カメラマンはフェスティバル公認なのでレッドカーペット上でポーズを取って写真を撮ってもらえます。翌日会場横の写真売り場へ行き、行った日時で検索すると自分の写真を見る事ができ、その場で大判サイズ写真の印刷をしてくれます。1枚20ユーロ!(3500円程度)



通常夜の上映は開始が10時半、11時と遅く、しかもその後どこかのパーティへ誘われたりして、久しくそういう遊びから遠ざかってると体がきついです。食生活が乱れます。その上翌朝になると私は仏語学校、夫は仕事、彼の弟が来ていたためチケットの手配はほとんど彼がやってくれました。

下の写真は、ある夜行ったパーティで義理の弟と映画祭の名物親娘(femmes pantheres)。毎年パンサーの服装で親子が映画祭開催中にカンヌに出没する名物母娘だそうです。



土曜日の夜に観たのは、韓国映画「The good, the bad and the weired」です。これはパルムドールのコンペ作品ではありませんが、痛快ウエスタンでとても楽しめる作品です。初めて韓国映画を観たのですが、日本で取り上げられている恋愛ドラマとは異なり男性俳優(イケメン)のみの男らしいアクションドラマです。下のビデオは映画監督と俳優が会場へ入場するまでをビデオで撮りました。



さてさて映画祭閉会式は3人で近所のイタリアンレストランでピザを買い、家でテレビ中継を観ました。受賞したのはほとんど我々が観ていない映画ばかりでした~。残念。

前日の土曜日、最終日に上映されるロバードデニーロ出演の映画「What just happened」のチケットを取りにブースへ行ってみると、ある人がその日の午後観た「クラス」はとってもいい映画だった。と言ってましたが、フ~ン程度で軽く流してました。そしたらパルムドールはその映画じゃあありませんかぁ。ちょっと残念。



公開前の映画が沢山観られた今回の映画祭、来年も行かれると良いなぁっと思います。

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