Sunday, March 8, 2009

映画鑑賞:グラン・トリノ

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ここ数週間週1本程度で観ている映画鑑賞ですが、まだまだ続きます。
クリント・イーストウッド主演の最新作です。家族との絆があまりない、過去アジアへ出兵した年老いた男が、妻の死後車を盗まれそうになった事がきっかけで、隣に住むアジア人移民家族と知り合い、地域を悩ますアジアギャングからの嫌がらせに巻き込まれる。。。という映画です。タイトルのグラン・トリノは50年代の米社フォードの車です。主人公が大事にしているクラシックカーで、とても状態の良い綺麗な車がでてきます。

こういう世代が自国に住む異国人を見ると、知らない人間に関しては気づかずに人種差別しているんですよね。。。外国人にとっては自国の人に受け入れられるって本当に大事です。
イギリスでも私を良く知る母親程年の離れた友人が、私にはとっても優しいのですけど、他の外人の事はすごい言い方してたりして。イギリスでやっと受け入れられたと思ったら、フランスでまた1からやり直しですものね。まだまだっす。
イーストウッドが保守的でやっかいで小うるさい老人役を、時にコミカルにでもどこか寂しそうに演じています。でも相変わらず幾つになってもプレーンなTシャツの似合う胸板をしていて、腕の筋肉もまだまだ健在。「ダーティハリー」のように今にも拳銃だしてパンパン撃ち合うような格好良さがあったりして。

サントラは彼の主要作品同様、彼の息子のジャズ演奏者;カイル・イーストウッドが担当してます。若手イギリス人ジャズシンガーのジェイミー・カラムも1曲担当しているようで、中々良い雰囲気です。

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