Thursday, March 15, 2012

おとしものを拾う

かれこれ1ヶ月ほどになります。そう、あれはバレンタインの日。
夜レイトショーを観に出かけてた映画館から帰る道で、暗がりなのに、夫が何か拾ってました。

夫「あれ?グッチの財布だ~」
私「え????本当!もう中身ないんじゃないの???」

っと思いきや。入っておりました。100ユーロ程。
カードやら健康保険のカードやら。。。

その人まだ20歳そこそこの若者。バレンタインの日にお金落として、きっと彼女にご馳走してあげる事も出来なかったでしょう。かわいそうに。。

夫がすぐ銀行へ電話してみました。拾い主はさすがにカードを止める事はできないそう。それに銀行が持ち主に連絡してくれるような気配もなかったそうです。警察にお財布届けたら?って言っても、彼曰くそんなの失くされるに違いない。信用できないよ。との事。

警察さえも信用されないなんてね。。。なんて国。

彼はネットのイエローページでそれらしい名前を探して留守電にメッセージを残しました。数日待っても音沙汰なし。その後夫は出張で留守にしてたので、1週間以上ほっといたのです。
そこで私が、そんな若者なら、フェイスブックに載ってるんじゃない?と言うと夫がパタパタ検索してました。

ありました!!!!!写真も載ってるから間違いなし。
夜すぐに返信が来て、翌朝近くで手渡せる事ができました。相手は随分のんびりした人だったそうですが、一件落着!
それにしてもお財布警察に届けても持ち主にきちんと返されない、まず現金は抜かれるだろうだなんて、仕方がないのでしょうか。

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