Wednesday, February 27, 2008

Antibes アンティブへ


1月に県庁の外国人用講座で知り合ったリリーさんという中国人のお宅にお邪魔しました。

1週間前におよそ一ヶ月ほど家族で里帰りしていたそうで。私は彼女に会うのは2度目、お宅にお邪魔するのは初めてでした。

彼女は4人家族、仏人のご主人と2人のお子(4歳の男の子、2歳の女の子)。二人はアメリカで知り合ったそうで、家の中では英語中心の生活だそうです。
私はカンヌの隣町Antibesという所をあまり知らなく、でも歴史的な町並みでピカソなどの美術館がいくつかあるそうで一度訪れてみたいと思っていたので、いい機会でした。
だけど海岸沿いは強風で、寒いし子供達が飛ばされそうで怖かったです。
私としてはカンヌよりも中心街は歴史のある建物で囲まれていて素敵だし、色々お店も沢山あって便利そうでした。でもリゾートマンションがバンバン建てられていて、ちょっと魅力半減。
リリーとは感覚もあうしいいお友達になれそうです。ハムと西洋ねぎ(リーク)の手作りキッシュすごく美味しかった~ありがとう。

Monday, February 25, 2008

オルレアン(Orlean)


夫の実家があるオルレアンという街へ行ってきました。パリまでの飛行機が3時間も遅れた為、パリでやりたかったゆっくり食事とお買物というミッションが果たせなかったのが悔しいのですが。。オルレアンはパリから電車でほぼ1時間程南南西のところにあります。ジャンヌダルクがその昔革命直前に滞在した場所だと言われ、あちこちに銅像がありました。チョコレートの老舗のお店の窓際に飾られたチョコで作られた男の子の銅像には目を引きました。

今回彼の両親を訪ねたのは、家を売却する事になり、彼の荷物を引取りに来たのです。子供の頃から集めているコミックやら雑誌、おもちゃまで、ダンボールに沢山つめて、数日後レンタルしたバンでカンヌまで戻ってきました。「価値があるものもあるし、いつかは値段が跳ね上がるよ」なんて言うのですが、ほとんど私には価値が分からないものばかりです。
ちなみにフランスでも「ガッチャマン」やっていたようです。名前が違うようですけどね。
私はコンドルのジョーが好きだったかな。。。
彼が懐かしそうに色んな物を引っ張ってきては、部屋中散らかして、短時間で荷造りはキツカッタデス。でも30年程住んでいた家が、無くなるのはちょっと寂しいかな。



彼の両親にも会えて楽しい数日が過ごせました。

Tuesday, February 19, 2008

パリに行ってきます

明日夫の実家に行く事になりました~。
パリで彼と合流してパリから南に降りたオルレアンという所へ行って来ます。

バンを借りて実家にある荷物などを詰めて、数日後またカンヌへ降りる予定です。。。
フー。今度はどんな旅になるでしょうか。。。

お楽しみに。。。

Monday, February 18, 2008

外国に住む不便

今朝の授業は熱かった。と、言うのも金曜日の午後の授業中にクラスのコロンビア人女性の車がレッカーで連れて行かれた一件から発端で、フランスで起こった腑に落ちない出来事をぶっちゃけようという事になってしまったからです。



彼女は常に車で登校して、学校前の車道沿いに他の車と並んで駐車していたそうで、その日もいつものようにやっていたそうです。でも、気づくとレッカー状態。どうやら駐車してた所は、交差点前でバスや大型車の通行の妨げになっていたそう。でも彼女曰く「他の車と同じように、駐車していただけなのに、なんで私だけ。。。」



他の人も

「銀行やら役所はたらい回しでなっちゃいない、ペーパーワークだらけでコンピューターを使ってないし、30年前みたい!」

「あ、私は電車内で後でチケットが買えるって言われたから、車内に入ったら罰金を取られて恥ずかしい思いした。」

だなんていう人も出てきちゃって。

おまけに先生は先生で、そういう状態の気持ちを「いい加減、いやになった」なんて教えるし。

まだ皆フランス来て間もないのに、そんなに怒ってたら頭禿げちゃうよ。



外国に住んでいると自国の良い所と比べて、ここはだめだとか、なってない、とか文句がつい出てしまう。イギリスにいた時、ガスのチェックかなんかで呼んだ人がちょっと怖い人で、「やるならお金がxxだけ掛かる、やって欲しいか欲しくないか今すぐ返事しろ。」なんて言われてビクビクしながら追い返した後、何も言い返せなかった悔しさで泣いて落ち込んだ事もあった。

一時期は外国人だからこんな扱いを受けるんだわ。。。と何でも片付けていた事もあったかも。



10年も住んでれば、カスタマーサービスへ問い合わせの電話を入れる際にも、相手が自分を助けてくれるように話を運び、最後に「you're a star!」と持ち上げたりする事も覚えた。フランスへの運送ドライバーにも愛想つかして「じゃカンヌでねー、私の荷物頼んだわよー」なんて言ったりして。そんな些細な事だけで、対応が違うのですもの。



確かに不便な事が色々あるけど、言葉がちょっとでも話せたら、イライラも少ないでしょうね。

言語が話せるだけじゃなくって、もっと微妙に現地の人が使う表現等を自由に使えるようになったら最高です。。。欲張りですが、言語の出来はピンキリですもの。フランスで15年過ぎたらそうでありたいな。。。



最後に夫から、文句ばっかり言ってるとフランス人になっちゃうよ。だそうです。(笑)

Sunday, February 17, 2008

うっかり

今朝早くから夫がパリへ出かけていきました。後半は私も合流して夫の家族の住むオルレアンへ行く予定なのですが。9時発の飛行機に乗るはずなのに、彼から携帯にメイルが入ってきました。
「日にち間違えた!次の日曜日のチケット買っちゃったー」ですって。(笑)
幸いにもチケットを交換して、差額分だけ支払うだけで済んだのですが結構な運賃だったようです。

こんな事以前にもありましたよ。
彼がパリと私の住むロンドンをユーロスターで行き来していた頃。パリへ戻る日を数日伸ばしてくれ私のPCで新しいチケットを買っていました。帰るその日、ウォータールー駅へ見送りに行き、別れの挨拶をした後、改札口で彼がチケットを機械へ入れても改札が開きません。係員の人が来てチェックすると、前日のチケットだった事が判明。えー?!!!って感じです。まあ私はまた一緒に居られて嬉しかったのですけど、彼の方は仕事が心配ですよね。

今は時差はないにせよ、月1回のパリ出張は変わりません。こういう失敗がないよう私も気をつけようと思います。

サプライズギフト


郵便受けに大きなパケットが届いていました。開けてみると、「罫線つき」ノートブック3冊と一緒にバースデーカードが。。。私のブログを見てくれていたロンドンのお友達からでした。
すごく嬉しいです。ありがとう!!!!これで更に勉強頑張ります!

Thursday, February 14, 2008

フランス語の勉強

2月に入ってからクラスを1つ上のレベルに変えてもらってます。今までいたクラスでは、読み書きが出来ない人が多いので会話中心でした。新しいクラスは読み書きができる人ばかりです。過去形やら未来形など、私がまだ知らない所をやってるので家でも勉強しないと追いつきません。

それではこれまで勉強してて、感じた所です。

フランス語のややこしいのは、発音だけでなく形容詞、動詞がそれに関わる名詞や(代名詞)が女性か男性かによって変換することです。英語で置き換えると、
I am Kazzie --> Je suis Kazzie
You are Kazzie -->Vous etes Kazzie または親しい間柄だと Tu es Kazzie
She is Kazzie --> Elle est Kazzie
We are Kazzie and Cyrille --> Nous sommes Kazzie et Cyrille
They are Kazzie and Cyrille -->Ils sont Kazzie et Cyrille

となります。なので動詞の変換(これは3種類あるのですが)専用の本を買って、私、あなた、彼、彼ら。。。などと合わせて暗記しなくってはならないのです。

そしてこれははっきり言って文句なのですが、フランス語の数字で60はSoixant (スワサン)70はSoixant-dix (スワサンディズ)つまり、60+10となってます。
20はvingt (ヴァン)ですが、80を quatre-vingts(カトロヴァン)いわゆる4x20と言い、90はquatre-vingts-dix(カトロヴァンディズ)で4x20+10となります。
なんで素直な数字が言えないんでしょうね。。。すごく面倒です。

アランドロン

最近古いビデオクリップをYouTubeなどで夫が見つけては、テレビや映画など彼が育ってきた時代やそれ以前などを知る機会があります。年末はソフィーマルソーが主演していた「ラブーム(la boum)」や「ラブーム2」を見てキャーキャーしてました。私は映画を見た覚えがないのですが、歌だけはなぜか覚えているのです。
夫を初めて日本の家族に紹介した去年のお正月、両親は一生懸命知ってる限りのフランス人著名人を並べてましたが(フランソワズ・モレシャンは入ってなかったな。。。)、まっさきに出たのがアランドロンだったと思います。おととい学校の近くをお昼食べに歩いてたら、素晴らしい壁画を発見したので父を思い出し写真に収めました。



彼は最近公開された映画「アステリクス」でジュリアスシーザー役で登場してます。先週はこの映画も観てきました。結構面白い役をやるんだなーと感心しました。有名人がワンサカ登場してて、フランス語が分からなくっても楽しめました。F1のシューマッハやサッカーのジダンなどすごく面白かったです。アランドロンは日本で去年「ビストロSMAP」にも出てたみたいですけど、フランスのtv番組で「僕は日本では永遠の二枚目俳優なんだ~っ」と言ってましたけど、確かに本当だと思います。

あ、映画といえば、Mr.Beanで有名なイギリスのコメディアンのローアンアトキンスが、去年Mr.Beanがカンヌへ行く映画を作ってました。それが最近日本で公開されているそうです。実は私達がこちらに引越す前、あの映画を観てカンヌがどんな所か参考にしたのです。Mr.Beanなのでちょっとアホらしいところもありますが、もし良かったら見てみてください。

余談ですがカンヌのあちこちに映画に関する壁画が見られます。市役所前のバス停も賑やかです。


甥っ子のスーツ (du pareil ...au même)

甥っ子のかあ君は4月に小学生になります。今年に入ってウェブカメラ上でチョコチョコお話するようになりました。お手紙書いてくれたり、ボンジュールとかサバとか言えるようになって(教えたのは父らしい)毎回話すのを楽しみにしてます。
小学校には制服がないそうなので、1週間程前にスーツを買って送ってあげたのが届いたそうです。
カンヌにはなぜか沢山子供服屋さんがあります。夫と何件か廻って見つけたのが、この「du pareil...au même」というお店の3つ揃えスーツでした。(pareil もmêmeも'同じ'という意味だそうです。)

襟元や裏地がポールスミスを彷彿させるような粋なデザインで凝ってるのです。早速着た写真を送ってもらいました。カッコいいねー。

ポトフ Pot-au-Feu

「火にかけたお鍋」というのが直訳みたいです。知らなかったー。

実は私、まだ夫と知り合うずっと前にフランスで「カミーユさんの料理ブック」なる物を買ってたのです。全然読めないので本棚に眠っていたのですが、最近これで仏料理を勉強しております。

それで冬の名物料理「ポトフ」に挑戦しました。お肉をコトコト煮込む事3時間。
食べられたのは結局翌日の夕飯だったのですが、冷めた状態はお肉の脂がゼラチン状態になっているため、食べるのを一瞬躊躇います。でもまずまずの出来上がりです。
お肉の塊はトロトロに柔らかく、スープも野菜も美味しかったです。お肉にマスタードを付けていただくそうです。私としてはお肉抜きで野菜とスープだけで満足かも。

新年パーティ1月24日






。。もう2月になるというのに、1月のニュースの載せるのは申し訳ないのですが。。。

学校で新年パーティがありました。様々な国の料理やお菓子の数々。。。
お昼の2時間ほどのパーティでしたが、楽しい時間が過ごせました。
タイや韓国の民族衣装を着た人や、アラブ音楽でダンスなんてしてたり。食いしん坊の私としては、色んな食べ物を摘めて本当に幸せでした。チュニジアのクスクス、タイのトムヤムクン、中国の餃子。。。もっと食べた~い!
日本代表の私は何を作ったかというと、「鳥のから揚げ」です。(すみません芸がなくって)
イスラム教の人たちにも食べてもらいたかったので、近所のイスラムスーパーで、「Halal」という特別に処理された鶏肉を買ってきました。
確か祈りをしてから血を抜くらしいです。なので買ってきた鶏肉には血が全く付いてなくとてもきれいでしたよ。

ご無沙汰してます。。。

暫くお休みしてまして、申し訳ありませんでした。

ちょっと忙しくって、ブログ更新を怠けちゃってました。

これからこの1ヶ月の出来事を載せますね。

Tuesday, February 12, 2008

2月のイベント1

今週はお誕生日とバレンタインが並んでおります。
誕生日の朝、学校へ行く準備をしていると夫がニヤニヤしながらプレゼントの袋を持ってベッドから起きてきました。数週間前に一緒に買いに行った物です。サングラスをお祝いに買ってもらいました。顔が小さく、鼻が低い私は最近主流のデカイトンボ系で鼻留めがプラスティック製のタイプは無理で、付けられるデザインも限られてしまいますが。なんとか似合うのを見つけることができました~。



午前中は学校。クラスのチュニジア人の男の子も同じ誕生日。まあ彼とは20歳位違いますが。。。。(笑)午後は近所の友人と、久しぶりにお昼を一緒に食べる事ができました。彼女に最後に会ったのはクリスマス直前。5月に出産予定の彼女は、その時はそんなにお腹が目立ってなかったのに、今回会った時は順調にお子が育っている様子です。フランスでの医療状況を教えてもらったり、私は学校での生活をお話したりして、楽しい時間が過ごせました。

夜は主人が近所のイタリアンでお誕生日を祝ってくれました。
沢山の人からお祝いの電話やメイルを頂きました。ありがとうございまーす!

Sunday, February 10, 2008

タジンが。。。

先日タジンというモロッコ特有のお鍋を買いました。学校のクラスのモロッコ人のおばちゃんから教えてもらったタジンのレシピで家でも作ってみたいと思い、是非お鍋も!っと思って購入。

出来上がりはスパイス不足だったのか、ちょっと「なんちゃってタジン」だったけど、まあそれなりに美味しかったのですが。でも残念なのは、買ったばかりのタジンが割れていた事です!

多分強火に弱かったのでしょうか。。。。大変ショックで、後日どうしてなのか学校でおばちゃんに聞いてみました。どうやら人数が多いため別の大きいお鍋で作るそうです。私がモロッコに行った時は野外でおっちゃん達が小さなタジンで調理してましたけど。。。。





と写真を見てハッとしました。炭火だったのです!



割れたタジンは接着剤で直し、置物にするつもりです。