Monday, February 18, 2008

外国に住む不便

今朝の授業は熱かった。と、言うのも金曜日の午後の授業中にクラスのコロンビア人女性の車がレッカーで連れて行かれた一件から発端で、フランスで起こった腑に落ちない出来事をぶっちゃけようという事になってしまったからです。



彼女は常に車で登校して、学校前の車道沿いに他の車と並んで駐車していたそうで、その日もいつものようにやっていたそうです。でも、気づくとレッカー状態。どうやら駐車してた所は、交差点前でバスや大型車の通行の妨げになっていたそう。でも彼女曰く「他の車と同じように、駐車していただけなのに、なんで私だけ。。。」



他の人も

「銀行やら役所はたらい回しでなっちゃいない、ペーパーワークだらけでコンピューターを使ってないし、30年前みたい!」

「あ、私は電車内で後でチケットが買えるって言われたから、車内に入ったら罰金を取られて恥ずかしい思いした。」

だなんていう人も出てきちゃって。

おまけに先生は先生で、そういう状態の気持ちを「いい加減、いやになった」なんて教えるし。

まだ皆フランス来て間もないのに、そんなに怒ってたら頭禿げちゃうよ。



外国に住んでいると自国の良い所と比べて、ここはだめだとか、なってない、とか文句がつい出てしまう。イギリスにいた時、ガスのチェックかなんかで呼んだ人がちょっと怖い人で、「やるならお金がxxだけ掛かる、やって欲しいか欲しくないか今すぐ返事しろ。」なんて言われてビクビクしながら追い返した後、何も言い返せなかった悔しさで泣いて落ち込んだ事もあった。

一時期は外国人だからこんな扱いを受けるんだわ。。。と何でも片付けていた事もあったかも。



10年も住んでれば、カスタマーサービスへ問い合わせの電話を入れる際にも、相手が自分を助けてくれるように話を運び、最後に「you're a star!」と持ち上げたりする事も覚えた。フランスへの運送ドライバーにも愛想つかして「じゃカンヌでねー、私の荷物頼んだわよー」なんて言ったりして。そんな些細な事だけで、対応が違うのですもの。



確かに不便な事が色々あるけど、言葉がちょっとでも話せたら、イライラも少ないでしょうね。

言語が話せるだけじゃなくって、もっと微妙に現地の人が使う表現等を自由に使えるようになったら最高です。。。欲張りですが、言語の出来はピンキリですもの。フランスで15年過ぎたらそうでありたいな。。。



最後に夫から、文句ばっかり言ってるとフランス人になっちゃうよ。だそうです。(笑)

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