イギリスに住んでいた頃、仲の良い友人達とよくロンドンの色んなレストランに行くのが、会社帰りの楽しみでした。特にベトナム料理、タイ料理、中華、韓国料理と、物価が高いと言われるロンドンですが、探せばリーズナブルで美味しいレストラン沢山あるのです。
一時期はインド料理が、イギリス人の人気料理の中に入っていたくらいですが、最近はタイ料理(特にグリーンカレー)が大人気で、ロンドン市内のパブで、
Bangers & Mash(http://en.wikipedia.org/wiki/Bangers_and_mash)
などの典型的なイギリス料理じゃなくって、タイ料理を提供するパブが多くなっている位です。
一般的にイギリス人は食べ物の好き嫌いが多いし(特に魚)、知っているものしか食べないので、友人達にすしは断念して、韓国料理を紹介するのも恐る恐るだったけど、今では大好物。
おとといなんて、フランスにいる私の携帯電話へ「あの韓国レストランの場所はどこぉ???」と電話をくれ、「ピカデリーサーカス駅からリージェント通りを北上して。。。」なんてナビをしてあげたくらい。好きになってくれて良かった!
ところで、食の国と言われるフランスに来てまだ5ヶ月足らず(もう。。。という気分ですが)。
この国のアジア料理の位置付けが。。。。日本食(特におすし)以外はほとんど一緒になっちゃっています。あ。。寂しい。
まず中華料理レストランに行くと、中華はもちろん、タイ料理もメニューに混ざってます。
と言うか、一度で2度美味しいと、観た方がポジティブ思考なのかしら。。。
たまにベトナム料理も食べられる所もあったり。
アジア料理は手軽な部分が受けているから、ファーストフード化されていて、テイクアウトも可能なお店も多々あります。そういう所は、店内に大きなガラスキャビネットの中に既に調理された食べ物が展示されていて、注文すると小さい容器に移され、電子レンジでチン!されてからお持ち帰りします。
沢山陳列されているから、ついアレコレと欲しくなり、いつの間にやらすごい金額になってたりして。気をつけないといけません。でもどこでも同じ内容なので、利用は避けています。
こういう所でクオリティは期待しちゃいけなくって、やっぱりレストランの方が全然美味しいです。
アムステルダムに行けば、マレーシア料理の美味しい所沢山あります。
せめて一時期占領していたベトナム料理位、ちゃんとしたレストランはないものか。。。アジア料理って全部一緒にしないで欲しいなあ。。。。でもある物を受け入れないと行けないんだろうけどね。
2 comments:
わかる気がする。中国も食文化には絶対の自信をもっているから外国の食べ物はなかなか普及しない。特に西洋料理。
確かに美味しいものを出す店はあるのだけれども絶対数が少くてしかも高い。
アジア料理もどこかしら中華風アレンジがされていて Genuine じゃないんだよねぇ。
つくづく、「ある意味節操のない日本人に生まれてよかった」と思う。だって、どの国の料理もそれぞれの良さを堪能できるから。
ワタナベさん、
ごもっともです!!!!
確かに日本人って外国の物、受け入れられる柔軟さがありますね。食べ物やお菓子。日本で食べられない外国料理は無いって言っても良いくらい。
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