Thursday, February 2, 2012

トリュフですよートリュフ!!!

初めてナマで見ました


















シェフをしている友達から、トリュフのオムレツを作るからおいでーっという素敵なお誘いを受けました~。こんなに大きなトリュフを目の前にするなんて、初めてです。
庶民なので、人生でまだ2回ほどしか食べていないと思います。しかもあまりにも小さくて味もしっかり分かったのかも分からない位!去年のグルメサロンでトリュフ入りのお塩を買ってそれでちゃんと香りが分かったかな??っという位です。


お金持ちのお家で、専属シェフをしているアレックスは夏はカンヌ周辺で船、冬はスイスで働いています。ソフィとは離れ離れですが、この2週間程お休みで帰ってきてます。


一人分にザクザクと贅沢な量を入れてささっと作ってくれました。このフランス産のトリュフは、1キロ700ユーロもするんだそう。10キロも買ったんだそうです。
あの大きな塊は何グラムですか?しっかりずっしりしておりました。

ソフィ&アレックス (了解を得て掲載しております)
私たちからは、鳥のつくねのおつまみを持っていきました。ソフィはアレルギーがあって、お肉も野菜も限られてしまって、私が出来るもので彼女が食べられるのはこの程度。でも大好評でよかったです。シャンペンと合ってたのかな・・

そしてプロが作るシンプルだけどちゃんとしたオムレツはナッツのような香ばしい香りと風味、お見事すっごい美味しかったです。アルザスの白ワインも出してくれました。すごい甘くて、フルーティ。きっとフォアグラにも合うんだろうなぁ・・

話題は自然と食べ物になります。仕事ではボスのために3食、おやつを作るんだそう。すごーい。
おすしが好きで作ったりするそうですが、日本食レストランでのサービスの遅さを言ってましたが、私が反論!だって、こちらではおすし屋さんにも、おうどんやさんにもセットメニューというのがあったりしますが、本当のおすし屋さんには、セットメニューというのはありませんね。板前さんが、カウンターでお客さんの注文を聞いて、少しずつ少しずつ提供されるし、盛り合わせなどは待つのは当たり前です。事前にある程度用意できるものなんてありません。
恐らくお寿司がファーストフード的印象を持ってしまったのでしょうか・・・ちょっと悲しいです。

フランスのレストランがミシュランの星を持つ事はそんなに重要なのか・・と私が質問すると、アレックスが色々教えてくれました。
星を持つ事は色んなプレッシャーが生じたりするそうです。目的が星ならだったら維持、または向上させる為に色んな努力や投資をしなくてはならないそう。そしてシェフが変わると、星に必ず影響があり、星を失うとかなりの屈辱ですが、反対にお店を売りに出す前にあえて星を下げる事をするレストランも存在するんだそうです。そうする事で、新オーナーに星を維持するプレッシャーもお金も掛からずに済み、売れやすいんだそうです。
3星以上のレストランが著名なホテル内にあるのは、莫大な設備投資が必要なので、個人では無理だからなんだそう。10数年前には、著名な仏人シェフが事業投資に追い詰められ自殺するなんて事件もあったそうです。レストラン業界の実情なんでしょうね。

家中の本も有名なシェフの料理本など、プロ用の本ばかり。貸してくれるって言ってくれるのですが、庶民の私にはため息が出てしまうような写真ばかりで、自分で作ろうだなんて無理無理!!自分の家のビストロ料理本も満足に活用していないので、また今度!
お皿の盛り付け方とか是非どこかで教えてもらいたいなぁ・・・・ってセンスの問題なんでしょうね。
ご馳走様でした~!!!

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