ブラボー：ビザ更新！

行って参りました、ニース県庁。無事にビザの更新手続きをしてきました。ニース県庁へ出向いたのは、２年ぶりです。今回経験した事では、県庁のサービス向上に文句は一つもなく、とてもスムーズでした。

 夕べからフランス全域で（また）交通機関ストが始まっていて、高速道路が普段より混んでいたせいで、到着は８時をちょっと過ぎたところでした。これじゃ遅すぎるから、番号札配布まで間に合わないかもと不安に思っていましたが、県庁隣の駐車場（１時間１ユーロ）に車を止め玄関へ行くと、付近にはおよそ3０人程度しか並んでいませんでした。私の記憶では、昔は軽く５-6０人位がうじゃうじゃ居たと思います。ここでちょっと拍子抜けです。（良い意味で）

８時４５分頃：スーツ姿の女性スタッフが現れ、「おはようございます。これから館内の説明をします・・・、ビザの更新は受付突き当たり左にあるオフィスで、ビザ受け取りは受付正面右のオフィス・・・質問のある人はいますか？」
行列を前から２－３に分けて、同じ説明をにこやかに繰り返す女性がいます。なんと親切なのでしょう。感嘆。。。

８時５５分頃：別の女性スタッフが同僚からの説明を聞いたかと確認してきました。追加情報として「ビザ更新は２ヶ月前から可能です、その場合は電話で予約をするとこういうように並ばずにできる場合があります」云々と説明してくれました。びっくり。。。

９時：館内がオープンと同時に、ゆっくり中に誘導されます。途中人数調整もありましたが、至ってスムーズ。ビザ更新の窓口でも行列を作って番号札をもらっていました。以前に比べると人数もぐっと少なく、混乱もありません。私たちの番号は２３番でした。

１１時2０分頃：順番が回ってきました。担当スタッフはとてもニコヤカに迎えてくれ、結婚３年以上で、自動的に１０年ビザ 申請になる為、
１、フランス語を話す
２、前科がない
３、住宅手当を必要としない

これら３点を満たしている場合は、１０年ビザが発行されるとの事。ただし発行までには通常よりも時間が掛かるので、３ヶ月のレセピセ以内に連絡がなければ再更新する必要があると言われました。
収入印紙の金額は、前回７０ユーロより更に値上がりして１１０ユーロでした。（１年でも、１０年でも同じなら、１年ものばかり発行した方が儲けになる感じ）

１２時前には、無事レセピセをもって県庁を出られた・・・という具合でした。
ストのせいか、あまり人が少なかったのも幸いでしたが、人間として扱ってくれてる感じがしてとても気分が良かったです。ただやはり朝並ぶのはキツイですが真冬じゃなかったのはラッキーでした。

県庁公式サイトは頻繁にアップデートされてないため確認の電話をするのですが、昨日は「１０年ビザは担当者の気分次第・・」だなんて言われたらしいけど、情報の一括性がないのってちょっと困ります。

早速、これをもって職安へ書類提出してきます。