北フランス独特のはっきりしないお天気も、久しぶりでしたが3日もすると地元の青空が恋しくなったりします。2週間以上引いていた風邪もまだ治らず、夫にも移すハメに。寒い!しばらく離れていると、気温がどうだったかさえ忘れていたので、持ってきたカーディガンは結局始終身に着けていました。
祖父母が夏を過ごしていた、田舎のお家にも日帰りで出かる事に。ラッキーなことにこの日はお天気が良く、庭の大きなサクランボの木には、あふれるほどの実がなっていました。早速取ってかごに入れて持って帰り、祖母が黒いサクランボを使って祖父の大好物だったクラフティを作ってくれました。祖父がクラフティじゃなくってフォロニャードだと言っていたそれは、本当に美味しいです。クラフティは翌日になると美味しさが半減するから、その日のうちに食べたほうが良さそうね。と祖母は言っていましたが、確かに甘さが半分という感じ。
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かぶりつき |
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収穫 |
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フロニヤード |
ルーアン市内至る所で、印象派の展示会があり、美術館ではモネ、ゴーギャン、ターナーなどルーアンにゆかりのある芸術家が描いたルーアンの町が描かれた作品が展示されていました。ルーアンを象徴する大聖堂や大時計など、今も変わらないシンボルを観てちょっと感動しました。
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ルーアンの大時計 |
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中世から残っている古い建物 |
8月15日は、去年同様、穏やかに過ごしました。せっかくだからと田舎の家近くの素敵なレストランで食事をすることに。記憶力のすごい祖母が大祖父がまだ生前中に行ったというレストランの名前を覚えていて予約をし、行って見るとオーナーも変わってモダンなレストランに変身していたようです。雨降りで憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるような素敵なレストランでした。
田舎の家近くの中心部広場に、フリーマーケットや移動遊園地が出ているのですが、大雨と風という悪天候で、ほんの数件しか出ていず人もほとんどいません。このフリーマーケットで何か掘り出し物を見つけるのが楽しみだったのですが残念。でも欲しかった物を見つけました。ガラス製のフルーツサラダボウルのセット。昔は結婚のギフトに誰もが持つものだそうで、2種類ありました。1つは小さいボウルのみ12個。もう一つは大きいボウル1つと小さいボウル7つのセット。悩んだ挙句、大小セットを3ユーロで購入。雨の中朝8時からいるんだとか。本当にご苦労な事です。
あっという間のルーアン滞在。何とか祖母がカンヌに遊びに来てくれないかと策を練っています。
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