Sunday, October 14, 2012

思い出:クラダリング

久しく昔話をしておりませんでしたが、一人雷に怯えている午後、以前からお話したかった事をお話しましょう。

私が最初にイギリスの地を踏んだのは、私が18-9歳の頃の3週間のホームステイでした。専門学校から団体で出かけ、仲良しの友達も参加していたのでワイワイ賑やかでした。



誰が言い出したのか覚えていませんが、お土産にあるものを探そうという話があがって、滞在先のジュエリー屋さんには品切れ続出という現象が起こりました。
それがこのアイルランドで中世から愛情のしるしとして、送られると言われていたクラダーリング(Claddagh)です。

つけるときにハートを下にすると、「私は恋人が居ます」というサイン
ハートが上になっていると「恋人募集中」というサインなんだとか。



ハートに石が付いているタイプもありましたよ。男性用もあります
なんか子供だったからか、こういうロマンチックな物に弱かった。本来は恋人に送られるべき物を自分で買ってしまった私。(皆そうだったみたいだけど)

でも、これを探すのに田舎の小さな町のジュエリーショップ皆回っても、売り切れかサイズがなくロンドンのリージェント通りも限られた時間内で走り回ったなぁっという記憶があります。シルバーでしたので、今でも実家にあればさぞサビサビの事でしょう。。。

その後ロンドンでの生活を始めてから、実際にアイルランドを訪れた際に地元でクラダーの金製ペンダントヘッドを買って今も大切にしまってあります。

アイリッシュの友達が、彼女が出来て真剣な関係に進展していった頃、このリングをプレゼントしていたのを思い出します。

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