Wednesday, September 7, 2011

思い出:コインランドリー

イギリスに住んでいた最初の頃、ホストファミリーの家でも間借りしたフラット内にも洗濯機がない所がありコインランドリーにお世話になったことが何度かありました。

せっかくの週末ブラブラ出かけたい時に、数時間コインランドリーで過ごさないといけないと思うだけで億劫で気がめいってしまいました。しかもコインランドリーに行く為に、20ペンスや50ペンス硬貨を日々集めてる自分に情けなくもなったり。。。




コインランドリーにある頼りなさそうな自販機で洗剤を買おうとして商品が買えなかったり。その内に1パイント用の牛乳パックに必要分洗剤を 詰め替えて出かけて荷物を減らす工夫したり、乾燥機に入れる前には必ずスピン用のマシーンで余計な水を取ると乾燥が速くなるよと、そばのおばちゃんから教 わったり、洗濯機が回っている間にちょっとランチしようなんて余裕まででて少しずつその時間を楽しめるようにもなりました。ただ、乾燥機が高温なので、服や下着が縮んだり、色物と白い物を分けて洗うなんて事も面倒だったのでしなかったから、白いシャツがその内グレーになる事は頻繁にあり、その内白い服を買わなくなりました。ま、当時のロンドンファッションは黒だったので、全然問題なかったのですけどね。


冬場は特にコインランドリーに出かけるのがわびしかったです。特にとんでもないホストファミリーと住んでいたLonsdale Road、SW13から出て、北のArchway Roadのフラットに住んでいた頃。夕方4時になるととっぷり日の暮れる冬のロンドン、当時は日曜日はほとんどのお店の営業が限られてました(パブも閉 まってたし)。私の住んでいたArchwayRoadは坂道。坂を下りたArchwayの駅周辺は人種のるつぼでちょっとRoughっぽい(危ない)エリ ア、上るとHighgateでちょっと高級な住宅街。上ってみるとコインランドリーは人が誰もいなく、逆にもっと危険を感じたりして・・・


そのフラットからWestHamstead NW3のフラットへ間借りした後は、洗濯機がある事、インド人のオーナー(Minu)さんとフランス人のClaireと3人でシェアした生活はとても快適になりました。

余 談ですが、4ヶ月程しか住まなかった、Archwayのフラット。大きなお屋敷に大家さん(Mrs.O'sullivan)の住まいとその他3-4室あり 鍵がついていて住人共同のキッチンがついていました。各室パーキングのメーターみたいに10Pコインで何ワットとかの電気が使えるようになるシステム。こ れもまた面倒だったなぁ・・・ヘアドライヤーとか使うものならすぐ切れちゃいます。

当時分けありアメリカ人女性アンと、もう一人の住人フランス人の学生とキッチンで3人良くワイワイお話してました。そのアンから、コンピューターを勉強すれば良いとアドバイスしてもらって、私のその後の留学生活を変えてくれるきっかけになりました。
暫 くして、大家さんが部屋に無断で入ってくるとか、キッチンで料理していると匂いの苦情でうるさくなったり、なんだか言いがかりが多くなって皆で一緒に部屋 を探そうという事になったのだけど、アンが不仲だった夫と仲直りしてニューヨークへ帰ると決まってから、それぞれ別の場所を探す事になり、彼女が夫とタクシーで空港へ行くのを見送ってから、私はWestHamsteadのフラットへ引越すのです。(この続きはまた後日)

No comments: