Tuesday, August 29, 2017

今年読んだ本





今年に入ってから、寝る前の携帯いじりを一切やめて、携帯の充電は台所に置くようにして誘惑を遠ざけて、読書を再開しました。

ずーと何年も読まなきゃと思いながらも、出来ずにベッド脇に溜まっていた本から始めましたが、久しぶりの長文読みは慣れるまでキツかったけど、段々と読み進めて、ノルマを上げて行けました。

初めて読んだ2冊のベルギー人作家アメリノートン作品。彼女は幼少期を日本、中国で過ごしたらしく、ちょっと変わったキャラの作家で、ファンもサイン会に変なプレゼントをしたりして不思議な人です。

Stupeur et Tremblements:
彼女が作家になる前に、日本の大企業で働いた経験があり、その出来事のお話。当時の人種差別、女性の社会的地位が酷く、彼女の苦労話は本当なのか、大げさに盛ってるのか読んでいて疑問を抱きました。映画化されてます。
Une forme de vie:
アフガニスタンに派遣されたアメリカ人兵士のファンから貰ったファンレターがきっかけで、彼女とファンとのやり取りのお話。段々とえ〜?と思わせる展開。

英語版書籍は4冊
Harry Potter and the Cursed Child 
ロンドンで上演してる舞台版の台本ですが、1ページ目からあっという間にハリー・ポッターの世界に入れます。舞台はハリーの次の世代で子供達になるけど、働き盛りのハリーやハーマイオニーと言った登場人物もバッチリ活躍してくれてます。

Bridget Jones: Mad About the Boy
ご存知ブリジットジョーンズの日記の続きですが、去年だったか映画が出てたけど、あれはこの作品の前に当たるオリジナルのお話のようです。50代になったブリジット、2人の子供に恵まれるもシングルマザーになっちゃいます。詳しく知りたい方は読んで下さい。相変わらずユーモアのあるブリジットが次の幸せを見つけようと翻弄し、最後はほろっとしちゃいます。私がイギリスにいた頃、彼女と過ごしたような気にもなってしまうくらい、衝撃的な出会いでした。

 The Secret Diary of Adrian Mole, Aged 13¾ 
ティーンだけど、まだ幼くてちょっとボケてるエイドリアンが、身の回りで起こる出来事を彼なりの解釈で綴る日記
ププーと笑えたりできて面白かったです

THE MAGIC CIRCLE:
紀元前、現代を行ったり来たりして、主人公と彼女の複雑な家族構成の歴史を辿ると、実は人類に大きな影響を与える秘密の文書に関わっていたと言う、ちょっとダ・ビンチコード風なサスペンス。昔The Eightと言う同じ作家の本を読んだら面白かったので読んでいる途中ですが、若干単調で期待外れだった感じですが、最後まで読んでみないと分かりませんね。

さて、この現在進行形の本は90年代後半に出版された本で、1ページ辺りの文字数がメチャクチャ多いのですが、ハードカバーの本も含めて実は行間も広く、文字数も少なめなんだと気付きました。
キツイです。字が沢山あると気づく途端に読むのを躊躇してしまいました。
時代の流れなんですかねぇ…

時には、寝るのも惜しんで読み進める作品もありますが、本で色んな想像膨らますのは楽しいと改めて思います。


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