Saturday, September 25, 2010

嘘のような24時間:いわしアレルギー(かな?)

この1日とんでもない体験をしました。
日本人の私が・・・・突然魚アレルギーになったなんて。

昨日のお昼、スーパーで買ったいわし5匹程を蒲焼丼にして、久しぶりに食べました。(食べすぎですよね、でも美味しかった~!)
洗い物も終わってくつろいでた1時間後、なんとなく顔が火照るなぁ・・・と思って鏡を見てみると。
「え????????何~」顔全部が赤黒く変わっているではありませんか。
何だかちょっと変。でもメガネしてないから眼の錯覚???


うろたえながらも10数えた後位に、もう一度じっくり鏡を覗いてみると、やっぱり顔がどす黒く首まで色が変わってきました。これって~???次第に喉に異変を感じてきました。心臓バクバクです。どうなっちゃうの??

何 だか訳も分からず、普段は滅多にしない出張中の夫へ連絡し、救急病院へ行ってくる旨を伝えて家を出発。駐車場へ向かったのですが、夫と話している最中も呼吸がおかしくなって きているので、方向転換。自分で運転せずに、ドスグロ赤い顔をサングラスで隠して(隠れないですね)カンヌ駅前にあるタクシーを捕まえて行くことにしまし た。(大正解!)

救急病院までは8月に夫の怪我でお世話になったので勝手知ったり。家を出るときに長時間待つのを 覚悟していたので、MP3プレイヤーや読み本まで持参。受付で事情を説明したら、緊急対応してもらえるのか、すぐ治療するエリアに誘導されました。20分ほど待って (感覚的にはもっと長かったけど)治療室へ。その間も見る見るうちに両腕、手まで真っ赤になっています。

治療用の衣 服に着替え、女性の先生がやってきたので事情を再説明、後でやってきた男の先生と相談しています。すぐに手当てを説明してくれ、ステロイド剤を含んだ呼吸マスクやら点滴やらをした後、しばらくして 廊下で寝てることなりました。廊下にはけが人やら、病気の人が私と同じようにベッドに横たわり、しばらくすると別の人に代わってたりします。

そんなこんなで午後3時に病院に到着した私は、5時頃にはすっかり治療も受けて廊下で眠っていられました。看護婦さんが随分腫れが引いてきてると教えてくれ、度々先生が様子をチェック、午後6時 半過ぎには一晩様子を見るために病院にとどまる事になりました。夫も不在中なので人に診てもらえるなら安心。充電の残り少ない携帯から夫へ写メールで連絡しました。

ゴ ロゴロと男性看護士さんが連れて来てくれた病室は個室でした!!緊急病院はイギリスでも骨折して行った事はありますが、入院だなんて初めてです。しばらく して看護婦さんの問診、その病棟の専門医のチェックの後、夕食(ラビオリ)。点滴を変えてもらったら、もう就寝時間。個室とは言え大して厚い壁じゃな いので、誰かの話し声とか聞こえてきます。(相部屋でした)慣れないベッドと、手首部分という難儀な所にある点滴の針が皮膚を突っ張りなかなか思うように寝返りも 打てずあまり眠れませんでしたが、そうやって朝がやってきました。

看護婦さんがお水を取り替えてくれ、クロワッサンとコーヒーの簡単な朝食、先生からアレルギー検査をするよう言われてアレルギー反応も落ち着いた事だしと、9時病院を出ました。

針を抜かれ、着替えを済ませ自由に動けるようになって見てみた病院の窓から見える景色は・・・・高台にあるのでオーシャンビュー!だけどその前は墓地です!うわー。何だかあまり感激出来ない所。

ラビオリのディナー
カフェオレとクロワッサンの朝食
お墓が見えるオーシャンビュー

でもでも~今までどんなお魚も食べていたのに、アレルギーだなんて自分でも突然過ぎて理解に苦しみます。ひょっとしたら他の食べ物が原因かもしれませんが。でも何?(前夜は豚足、タン塩グリルでした。確かに久しく食べてない物でしたが・・・詳細はまた後日)
美味しく食べるのと、その後の拒絶反応は相違していました。吐き気もなかったのです。
しばらくお魚を食べる自信がないけれど、でも食べるなと言われると無償に食べたくなる私。お魚が好きなだけに、もし魚禁になったらショックです。いわし安くなってきてるのにぃ。
でもあんな恐怖感覚はもうこりごりです。帰宅後、電話をくれたお友達とお昼という事になり、一緒にビビンバ(私は野菜)食べ、コーヒーも飲み、いたって元気なので、夕べの出来事が夢のようでした。

4 comments:

Cou said...

初めまして。いつもブログを読ませてもらっている者です。
私自身もフランス人と付き合っていますが、彼にこのことを話すと、新鮮でない魚がこうなる可能性が高いとのことですよ。お大事に!

Zzie said...

Couさん、

こちらこそ初めまして。ブログ読んでくださってありがとうございます。(いつも!だなんて励みになります)
アナフィラクティック・ショックと言うんだとか。先生はアドレナリンが高まった云々言ってましたが詳しくは分かりません。

日ごろ新鮮なお魚をと気をつけていたつもりだったのですが、もしそれが原因だったならまた食べられるかもしれませんね。
本当にそうだと嬉しいです。以後気をつけます。
アドバイスありがとうございました。

akiko said...

お久しぶりですー。
大変でしたね、、、

私も社会人になって初めての夏に、某うどんチェーンでランチに肉うどん(卵つき)を食べたら、数時間後にジンマシンが出始め、頭の先から足の裏まですごいことになり、病院の救急で点滴を打ったことがあります。

イワシは南仏で気軽に食べられる数少ないお魚として常食してるので、全然ひとごとじゃないです。汗

その後体調は大丈夫ですか?

Zzie said...

Akikoさん、こちらこそご無沙汰してます。

お陰様で、あの日の出来事が夢かと思えるほど元気な数日を過ごしています。今まで食べていた食べ物からジンマシンやアレルギーがでるなんて、ショックですよね。その後、肉うどんって食べられるんですか?

私は、当面イワシだけでも避けようと思っています。(泣)