Sunday, July 8, 2012

細々ですが・・・

ちょっとしたご縁があって、夏祭りが終わった直後からパートのお仕事が始まりました。

カンヌの小さな画廊のオーナーさんの秘書です。通勤時間徒歩3分!
オーナーさんは親日の方でとても気さくな方です。ギャラリーには日本からの漆商品も販売しています。こんな近くにこんな日本的なお店があったのかとびっくりする位です


営業時間が短いので仕事している感覚がないのですが、新しい環境でお仕事が出来て光栄に思っています。在庫管理、帳面付け、イベントの招待状作りなどなどやらせてもらってます。小さいからきっと全部やらせてもらえるのだと思います。

昨日はルノアールの小さな絵が届きましたよ。こんな有名な人の絵を近くで触れる事ができるなんて包装を開けてびっくりしました。


始まって早々ぶっとび事件がありました。

ギャラリーに来た初老のバカンス中のお客様、店内をプラプラ見ていました。私は在庫リストを黙々と作っていて彼女に挨拶だけして没頭していたのですが、その後「ガッシャーン」というガラスの割れる音に飛び上がり、気づいたらその女性がしりもちついて倒れていたのです。

サングラスをしていたその女性は「よく見えなかったから、躓いちゃったわ」と言ってましたが、彼女を起こすと、隣にはコンテンポラリーの絵が、木のスタンドの足にブッサさってキャンバスが破れ、裏にはピカソのリトグラフィーの入ったフレームのガラスが割れていました。

えー!!!!!

ピカソーっとオーナーさんとバカンス中で遊びに来てたオーナーの娘さんが大騒ぎ。
近くのビーチで家族と遊びに来ていて、身分証明書もない転んだ女性。オーナーは保険会社に問い合わせ、請求に必要な連絡先と転んだ状況を説明する手紙を書いてもらい、彼女に身分証明のコピーを送るよう言ったのですが、どうもその女性、宙に浮いているような・・まともに話が出来ない感じで信用できない雰囲気。

大丈夫なんだろうか・・・

40年画廊をしているけれど、こんな事は始めてとの事。
1週間経ちましたが、それからまだコピーは届いていません。保険の請求が出来ないとどうなるんでしょうか。
きっとこれからも色んなことがあると思いますが、楽しんでみようと思います。

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