ひっかかりそうになったけど、最終的にはだまされずに済んだのですが、他の人にも注意を促す意味でちょっとご忠告。
つい昨日、仕事の合間にオーナーにお使いを頼まれた帰り道で起こった事です。
カンヌの町を、買い物トロリーを持って歩いていた時に、正面から若い外国人の女性が歩いてきました。通りがかりだったので別に何も見ていなかったのですが。
彼女は、私の足元辺りでしゃがみこんで、落し物を拾うようなジェスチャーをしたのです。
「あら～、こんな物が落ちていましたよ！貴方のですか？」
と拾った物はゴールドのリング
私：「いいえ、私のじゃないです。警察にでも届けたら、それか売っちゃえばお小遣いになりますねー、貴方はラッキーよ。」
どうやら、クロアチアから来ている人だそうで、行った事があると、旅行話をしてしまった私。
彼女：「私はカソリックの信者です。ビザの事情があって、警察にも行けないし、あなたに差し上げましょう。貴方のラッキーな日ですよ。幸せが来ますよ。その変わりにちょっとお金をくれませんか？」
あれ？私お金持ってないし。なんか変よ。
私：「まー、それはとても親切な人。でも私は急いで仕事に戻らなきゃならないし、お金を一銭も持っていません。指輪は貴方が取っておいて、売るなり好きにしてくださいーさよなら。」
その彼女は、ブチブチ良いながらプイっと去ってしまいました。
あらー、金の指輪売ったら幾ら位だったんだろう。。でも小銭が欲しいなんて、変わった人よ。
なんて、不思議に思っていたので、帰ってからオーナーさん、夫に話すと、今パリで流行っている新種の手口なんだと言われました。えー！！！
まったく価値の無い金色の指輪を落として、あげる変わりに小銭をねだるんだそう。
そういえば、拾った指輪が妙に彼女のサイズにピッタリだったなぁ・・・何気にはめて見せてくれて。彼女の物だったかもしれない。
ともかくも、ラッキーな日なんてひどいわ。フンフン！
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