Wednesday, November 18, 2015

神も仏もない

つい先日のパリ連続テロ以来、パリだけではなく各地で緊張した雰囲気になっております。
なんと非情で無意味な行為をしているのでしょうか。

今朝は、パリ郊外のサンデニというスタッドフランス競技場がある周辺で、銃撃戦があった様子。今も、状況や情報が混乱しています。心配してくれてメッセージを送ってくれた家族、友人に本当に感謝します。
シャルリヘブド襲撃、カンヌ水害、連続テロ、TGV脱線事故と立て続けに事故事件で、ついてないフランスですが、きっとどこにでも起こり得る問題なんだろうと思います。これだけの厳重なな警備をしていても限界があるのかもしれません。

フェイスブック上で、ロンドン時代の元上司で友人でもあるSからメッセージが届きました。

一言「じー(私の名前)」

とだけ。
でも、すぐわかったんです。
フランスにいる私の安否を知りたい、でも どういおうか困っているんだと。
彼はとてもまじめなイスラム教徒です。お酒も飲まないし、ラマダンもちゃんとやります。
そこからちょっとした会話が始まりました。

私「ハローS、心配しないで、私は無事だから」と、返信しました。

彼「良かった無事で何より。私達の全ての思いと祈りを君や家族へ送るよ。」との事。じわーっと感動しました。

私「ありがとう、あなた方も気をつけてね。あんなことはどこでいつ誰に降りかかってもおかしくないんだから。それにきっとあなた方のような良い人たちにとっては、きっと大変でしょうね。」

ロンドン時代は、仕事の同僚にイスラム教徒が沢山いて、接する事が多くありました。日本に一緒に出張した際は、外食する度に豚肉や豚のエキスが入っていないかを確認しないと行けなくて、本当に苦労した物です。

こちらフランスに越してきても、ご近所さんでイスラム教徒の 方もいます。ほとんどの人は善良な不通の市民なんです。もっと外国人排除に繋がる可能性が高くなってくるとは思いますが、私達は何が出来るだろうか。


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