Wednesday, November 18, 2015

10月の出来事

10月が嵐のように去り、11月も中旬です。いったい何をしてきたんだろうか。。。。まるで何もしていないような記憶が遠のいているのですが、実際にはとても忙しい10月でした。

カンヌだけではなく、このコートダジュール周辺を襲った、局地的な集中豪雨から、あっという間に
10月4日の夜の出来事は、夢のような感じです。

外が一体になって、ナイトクラブのミラーボールのようにチカチカして、雷が大嫌いな私は、身体中が緊張して、その夜パーティをする事になっていた友達のお宅へ、土砂降りの中を出かけました。

結局、2時間程の間に、2-3か月分位の豪雨が一度に襲ってきました。
あまりの雨の量に、出かけられないというお友達が電話くれました。
ツイッターを見ると、カンヌ駅の構内はおろか、いつも歩き慣れている道のいたるところが洪水になっているのを知ると、事態はかなり深刻だと、その時初めて知るのです。

地下駐車場なりで、水が浸水してきた為に行き止まりのまま、なくなった方もいると聞きました。
数時間後、雨が小降りになったので家へ戻る事に、その時見たのは、信じられない光景ばかりでした。

ニースマタン誌より:カンヌやコートダジュール圏の集中豪雨の写真

日本の震災の時を思い出しました。何かできる事はないか。そういう思いで当時はヘトヘトに駆け回った気がします。だから豪雨の後、何でも自分でできる事を、出来るときに、できるだけやろうと、いう事にしました。だから皆で力を合わせて、できる事をしてます。

カンヌは国際見本市が多く開かれる為、海外からの訪問者がとても多く、この豪雨の週も沢山海外から日本も同様来られていた企業の方がいらっしゃいました。豪雨の爪痕として、固定電話が一切不通になってしまった為、街の商店やレストランでは、現金のみという不便さが生じ、こういう所でも国際見本市に頼っている街としては、危機管理やビジネスコンティニュイティの改善が必要と言えると思います。洪水でビジネスが続けられない、という商店や企業さんにはお気の毒です。

固定電話や家庭のインターネットは、この豪雨から2週間後少しずつ回復して、今は平常に戻っています。 私はFree社の携帯電話で、通話もインターネットも50GB使えたので、PCと繋げて問題なく使えました。こういう非常時の為にも、携帯電話はなくてはならないツールになっているんだと、実感しました。

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