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Saturday, November 25, 2017

読書感想:私をわたしを離さないで(カズオイシグロ)

ノーベル文学賞を獲ったカズオイシグロ氏のNever let me go を読みました。

本は随分前に買ってたのに、数ページ読んで休んでいたモノでしたが、時が来たらさ~っと読めるもんです。

内容の予備知識もないまま、読んでいたけど、途中からあれ?この人達は何者?と少しずつ正体を登場人物達と一緒に分かってきます。
主人公は、医療ケア士のキャシー。ヘイルシャム施設で一緒に育った幼馴染でグループのボス的存在のルースと、周りとは浮いた存在で虐められてたトミーとの生活を思い出しながら話ます。

役割があって生まれた定、だけど全てを知らされていなくて、それをオープンに話す事もなく、全体的にどこか物悲しい、友情、愛情、愛憎とか混ざり合って、施設での思い出話が淡々と綴られます。死自体はさらっと流してまるで、眠るとかどこか行っちゃうみたいな程度で、余り描写しないところが印象深いです。どうしてなんだろ…と色々謎が沢山あります。

カズオイシグロ氏は、物悲しいストーリーを描く天才と言われてるけど、他の本も読んでみて比べてみたいです。

映画も出てるから、これも観てみたいです。


Sunday, October 8, 2017

読書感想:ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

数年前に買っていた本を、就寝時にポツポツ読んでいます。
ジョナサンサフランフォア作Extremely Loud & Incredibly Close

写真が入ってちょっと変わったスタイルの本ですが、内容は実は重く、切なく、時にコミカルで、何回も泣いてしまいました。

9.11でパパを失くしたオスカーが、9歳になった2年後ふとパパの持ち物の中から、赤いペンでブラックと書かれた封筒を見つける。その封筒の中には鍵が入ってて、オスカーはその鍵が何の扉を開けるのか、探す冒険をします。

突然最愛のパパを失い、自分の気持ちをママにもおばあちゃんにも言えず、心を病んだ中、日々が流れます。

オスカーは街中の様々なブラックさんに会いに行きますが、それを手助けする人たちもいて、色んな人に守られながら冒険します。

本を読みながら泣いたのは久しぶりです。恐ろしい事件のあった当時7歳の男の子が、ママを守る為にした事、どうして殻の棺を埋葬するのかとか、思うと胸が締め付けられます。
子供の心理の描写に優れ、またそれだけではなくパパが生まれる前に起こった事やパパが亡くなった日から起こった事を織り込んで大人の気持ちも入り混ざり、凄く良い本でした。

読み終えた後、調べたら映画化されていました。

どんなふうに映像化されるのか興味がありますが、泣くと分かって観るのは勇気が要りそうです。


Tuesday, August 29, 2017

今年読んだ本





今年に入ってから、寝る前の携帯いじりを一切やめて、携帯の充電は台所に置くようにして誘惑を遠ざけて、読書を再開しました。

ずーと何年も読まなきゃと思いながらも、出来ずにベッド脇に溜まっていた本から始めましたが、久しぶりの長文読みは慣れるまでキツかったけど、段々と読み進めて、ノルマを上げて行けました。

初めて読んだ2冊のベルギー人作家アメリノートン作品。彼女は幼少期を日本、中国で過ごしたらしく、ちょっと変わったキャラの作家で、ファンもサイン会に変なプレゼントをしたりして不思議な人です。

Stupeur et Tremblements:
彼女が作家になる前に、日本の大企業で働いた経験があり、その出来事のお話。当時の人種差別、女性の社会的地位が酷く、彼女の苦労話は本当なのか、大げさに盛ってるのか読んでいて疑問を抱きました。映画化されてます。
Une forme de vie:
アフガニスタンに派遣されたアメリカ人兵士のファンから貰ったファンレターがきっかけで、彼女とファンとのやり取りのお話。段々とえ〜?と思わせる展開。

英語版書籍は4冊
Harry Potter and the Cursed Child 
ロンドンで上演してる舞台版の台本ですが、1ページ目からあっという間にハリー・ポッターの世界に入れます。舞台はハリーの次の世代で子供達になるけど、働き盛りのハリーやハーマイオニーと言った登場人物もバッチリ活躍してくれてます。

Bridget Jones: Mad About the Boy
ご存知ブリジットジョーンズの日記の続きですが、去年だったか映画が出てたけど、あれはこの作品の前に当たるオリジナルのお話のようです。50代になったブリジット、2人の子供に恵まれるもシングルマザーになっちゃいます。詳しく知りたい方は読んで下さい。相変わらずユーモアのあるブリジットが次の幸せを見つけようと翻弄し、最後はほろっとしちゃいます。私がイギリスにいた頃、彼女と過ごしたような気にもなってしまうくらい、衝撃的な出会いでした。

 The Secret Diary of Adrian Mole, Aged 13¾ 
ティーンだけど、まだ幼くてちょっとボケてるエイドリアンが、身の回りで起こる出来事を彼なりの解釈で綴る日記
ププーと笑えたりできて面白かったです

THE MAGIC CIRCLE:
紀元前、現代を行ったり来たりして、主人公と彼女の複雑な家族構成の歴史を辿ると、実は人類に大きな影響を与える秘密の文書に関わっていたと言う、ちょっとダ・ビンチコード風なサスペンス。昔The Eightと言う同じ作家の本を読んだら面白かったので読んでいる途中ですが、若干単調で期待外れだった感じですが、最後まで読んでみないと分かりませんね。

さて、この現在進行形の本は90年代後半に出版された本で、1ページ辺りの文字数がメチャクチャ多いのですが、ハードカバーの本も含めて実は行間も広く、文字数も少なめなんだと気付きました。
キツイです。字が沢山あると気づく途端に読むのを躊躇してしまいました。
時代の流れなんですかねぇ…

時には、寝るのも惜しんで読み進める作品もありますが、本で色んな想像膨らますのは楽しいと改めて思います。


Saturday, April 7, 2012

テルマエロマエを読む







っていう漫画を夫が買ってきたので、私も読み始めました。日本の漫画の仏語版です。

なんか今結構フランスでも人気のコミックらしい(3百万部売れてるって帯に書いてる)。阿部ちゃん出演で映画もあるみたい。

ローマ人が現代の日本のお風呂にタイムスリップして、いろんな物をローマ時代へ取り入れるっていうお話。双方お風呂好きだし面白い発想で、続きが楽しみです。

Friday, February 18, 2011

ハリーポッター最終話

ベッドタイムに読んでいた、ポッター、今朝やっと終わりました。途中他の本を読んだりしたので思ったよりはるかに時間が掛かりましたが、ハリー、ロン、ハーマイオニーの長く壮大なアドベンチャーは確かに子供だけじゃなく、大人もドキドキさせてくれました。最終の映画の公開が楽しみです。
さて次に何を読もう!
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Sunday, January 2, 2011

古本屋

毎回パリへ行くと出かける古本屋。年末サービスもされていて2ユーロの割引チケットまでいただきました。別館は外国書籍を扱うお店。英語の書籍を買うのもとても穴場かもしれません。
今回は加藤廣「秀吉の枷」という戦国時代の豊臣秀吉の半生を描いた小説、宮尾登美子「天璋院篤姫」、あとは医療系、金融系のミステリーを2つ選んできました。他に英書を2冊。軽いテイストの恋愛ストーリーと少女連続誘拐殺人事件に巻き込まれ、12歳で誘拐され80日間監禁され無事生きて保護されたサビーヌ・ダルデンヌという実在の女性の著書。

出発直前まで「ハリーポッター」最終章を読んでいて、あとちょっとで終わりという所でしたが、この本持ち運ぶにはかなり分厚いし、本屋に立ち寄るのは分かっていたので旅行中はちょっとお休み。

さて買った本から読み始めたのは、「秀吉の枷」。日本史にまだまだ疎い私。ビジネスマン出身の著者は、かなり歴史文献を研究されたようで、ビジネスの世界にも通じるような武将世界を分かりやすく、また歴史も事実の部分と推測の部分を明確にしてくれるので、この本は勉強になります。その上で現在も日本歴史上の謎となっている「本能寺の変」部分をミステリータッチで描いてくれているので、引き込まれます。
そして篤姫はNHKの大河ドラマで観て感動したので、原作を読みたくなったのが購入理由です。

まあ、古本屋で1冊2ユーロ程度の本が沢山並ぶ中で読んでみたい作品を選ぶというのが私のいつもの作戦なんですが、今回はとても良い収穫だと思います。

Thursday, July 16, 2009

ハリーポッター

恐らく今年の春先頃から読み出しているハリーポッター。
やーっと今公開中の「ハリーポッター:謎のプリンス」の本を読み終わろうとしているところです。
毎晩就寝前に数ページ。時には本を開いたまま寝ていたり、ドキドキする場面になると夜遅くまで読みふけってしまうくらい一揆に読んでいました。
そして数週間前、FNACのセールでこれまでのハリーポッター劇場映画DVD5作を夫が買ってくれたので、週末1-2作ずつとか観ては原作と照らし合わせたりして楽しんでいました。

4作、5作目は若干脚本を表現しやすいように、2時間半程で収まるように簡略化している部分もありましたが、恐らく作家の意向も入っているせいか、がっかりするような場面はこれまでありません。
むしろ色使いやスケールの大きい映像にうっとり魅入ってしまいました。
子供の本の域で終わらない不思議な魅力のある原作です。