ズッキーニの花で揚げ物

仏語学校に行き始めてから、ラボカのマルシェに顔を出す事が増えました。ここはカンヌのマルシェよりも小規模だけど、さらに価格も好意的なのでとても好きです。もしここが近かったら利用したいくらい。

ここで花をつけたズッキーニを発見。しかも聞いてみると叩き売りのような感じ。お買い上げなり。
１．５０ユーロ（２００円くらい）で、沢山くれました。おばさんありがとう。

さてさて、南仏ではズッキーニの花を使って、肉詰めとか揚げ物とかが有名です。で、ベニエと呼ばれる揚げ物に挑戦してみました。

衣はアメリカンドッグ（懐かしい）のような感じ。かなりしっかりしております。二人じゃあっという間に満腹で翌日にも食べる羽目になってしまいましたが。今度は肉詰めかなぁ。。。揚げ物はちょっときつい。

照れてる北野監督

意見が分かれる今回の北野映画「Outrage」。
やりすぎという報道もあったり、良かったという報道もあったり・・・

ただ確信できるのは、夕べの公式上映では多くの北野ファンに囲まれ、大歓声だったという事です。
はにかんで、照れながら歓声を受ける彼をみてると、映画のグロさがあっという間にどこかに飛んでいった感じでした。
映画自体は、見た後考えれば考えるほど実は面白かったなぁと思えるようになりました。豪華な出演者なのに、映画祭へ来たのは監督とプロデューサーのみのようで、ちょっと寂しかったです。

写真は開演前。白紙が張ってある所は関係者席。その中央部が監督の座るところ。次の写真は上映後のスタンディングオーベイション。私の電話カメラではズームができないのでスクリーンを撮りました。

またいつか彼にカンヌに来てもらいたいです。

女はつらいよ

映画祭開催中の服装ですが、夜のスクリーニングは基本的に男性は蝶ネクタイ、タキシード、女性はドレスとドレスコードが決まっていますが、日中にもスクリーニングは何度もありその場合は、服装はカジュアルでオッケーです。

毎日あちこち動き回っていると、足が疲れます。ましてや夜はハイヒールを履いて出かけるので、日中はぺったんこサンダル履いてる人沢山います。一晩中ハイヒールで歩きつかれて手にはヒールを持って裸足で歩いている女性をチラホラ見かけます。

キレイを保つには忍耐も必要なのですね。

写真は「ある視点」部門の中田監督作品「チャットルーム」を観るために並んでいる所。映画は全編イギリス人、ロンドン北部カムデンタウンという私にも馴染みのある街で撮影されていました。サイコスリラーです。監督は不在でした。
そしてその後行ったあるパーティ。有名人も何人かいましたが。到着が遅かったので食べたのはチーズとデザートちょっとでした。

クルトン

クルトンが頻繁に登場する我が家の食卓。スープに入れたり、サラダに乗せたり便利です。
夜はかなり頻繁にスープ（北部特有らしいです）。圧力鍋が大活躍（薦めてくれたSちゃんありがとう）ズッキーニで作ったスープは、祖母、義母から教わったレシピ。やっと最近味が近づけたみたいです。

サラダは野菜のグリルとシェブルというヤギのミルクで出来たチーズ入り。このチーズちょっと特有の味がするんですが、ベーコンと合う事を発見して以来サラダで登場します。ブリックというクレープのような皮を、バケツ状に型作ってオーブンで焼いて盛り付けてみました～。

カンヌ映画祭はじまりぃ

お天気が心配なんですが、フランス北部は雨模様、明日は午後からカンヌも雷雨予報がでてました。
今年は比較的観光客が多い気がしますが、不景気のせいでいつもは壮大なパネルで飾られているカールトンホテルも控え目な感じです。

捨てる神あれば・・・

悪天候が続いているカンヌです。昨日は嵐で、普段は穏やかな地中海も大荒れ。映画祭準備で忙しいカンヌ市内ですが、この大嵐でビーチ沿いのレストランは波にのまれて大浸水。
って言っても、こんなことTVのお昼のニュースで知ったので、我が家は至って平和です。恐らく同じTV番組を観てたルーアンの祖母が慌てて電話してくれました。

さてさて、おとといの月曜日の事です。いつものヨガクラスが終わってから、夫とピザ屋「papa nino」で軽い夕食となりました（おじさんシェフ梯子から落ちて、両腕骨折だって。可哀想。弟子が作ってました）。外はシトシト雨。帰り道ほんの１ブロック程の距離をほろ酔い加減で歩いていると、路上に大きな木製キッチン棚が捨てられていました。
「あれ？これって捨てられてるの？なら持って帰ろう！！！」即決です。

どうやってこんな重いの運ぶんだよ～っと夫に言われましたが、いいタイミングで横を歩いていた若者数人に手伝ってくれますか？？とお願いしたら、１-2人が快く引き受けて、夫がその１人と玄関まで運んでくれました。（楽してたのは私だけです）

窓から旧持ち主らしき老マダムが「よく掃除して使うのよー！」と叫んでて、何だか嬉しくなって「もちろんよーありがとう！」と手を振っていました（酔っ払い？）

サイズも大して測らず即決だなんて、無茶かもしれませんが、これには不思議な運命を感じたのです。この前日の日曜日、こんなのがあったら良いなぁとebay.frを何時間も物色していたのです。しかも思い描いていたシンプルでシャビーなタイプ、磨いて色塗るのも自由。これって私の為に置いてあったとしか思えません。わがまま聞いてくれて、辛い思いして運んでくれ、若者にお礼１０ユーロあげた夫よ、大大感謝！

昨日は朝から大掃除。色落ちしちゃうくらい磨きました。今日は大工用品屋さんで追加棚用に木材を切ってもらい、ペンキも買ってきました。でも木材はベースコート用に白ペイントが必要なんだそう。しかも木材ちょっとサイズが間違ってるし。。。明日また出直してきます。

改めて我侭だと自覚しています。。。。久しぶりのプロジェクト、楽しいです。

失業手当の申請

前回のお仕事の契約終了から早１ヶ月、あっという間に過ぎてしまいましたが、昨日仕事探しプラス失業手当の申請をしにフランスの職安（pole-emploi)へ行って来ました。恐らく失業手当をもらうなんて事をブログに書き留める事もちょっと恥ずかしい事なんですが、外国人でもちょっと働けば手当てがもらえるという事をお話したく。。。

正式には半年以上フルタイムで働いていた事が原則だそうです。そしてl'Attestationという証明書が必要です。これは雇用者から勤務終了後に送られてくるんだそう。私の場合は、この書類が届いていなく焦りましたが、雇用者が派遣会社だったためか、必要な情報は既にデータとして職安に提出されていて、私はこの書類がなくても大丈夫でした。

私はこの面談の２週間程前にインターネットで登録をして、その２日後には予約の為の電話があり、それから４日後以内には必要書類と予約日が記載された封書が届いて、この日を迎えたという感じです。
気味が悪いくらいスムーズ。

自宅から徒歩５分程にある職安へ、当日何が起こるか心配ながらも、時間前に到着。受付には既に長蛇の列。でも私は予約があるという事で、すんなり上階へ行くよう案内され、すぐに担当者に呼ばれて面談。
まずは失業手当の申請。銀行口座、ID、前雇用者の証明書などを提示し、登録完了。日当制で支払いは月１回。毎月決まった日に電話かネットで職探し状況などを連絡する事が原則で、それができないと支払いが止まるそうです。

これが終わって、仕事探しのアドバイザーとの面談。仏語版CVと専用シートに必要事項を書き込んで、経歴などから探してくれるそう。そして他系列の職探しサービス会社と提携しているんだそうで、次回は別のオフィスに顔出すよう言われました。

無料トレーニングも充実しています。私は仏語をとりあえず・・・と言ったら、また別途トレーニングがもらえることになり、その場でアドバイザーが学校へ問い合わせの電話、ファックスで申し込みしてくれました。他にも専門知識などトレーニングしたかったら、そのつど職安へ来れば可能という事でした。
トータル１時間半程で終了です。

面談の終わった直後には、自宅に仏語クラスから一度学校へ来るようにと言われ、今日La Boccaのトレーニング学校（昔行った馴染みの所です）へ行ったらDELF A2用の授業が160時間+試験が受けられる事になりました。時間内に仕事が見つかっても、雇用者に午後１日だけでも出席できるように交渉するべきとか言われ、受験も必須だとか。職安から支払われているだけに、この辺出席などちゃんとしないとまずいみたいです。

と、言うわけで来週からまた無料トレーニング始まります。ありがたやの一言です。

お友達宅のディナー

久しぶりに夫婦でKさんファミリーのお宅へお邪魔しました。その前の週末も蜂蜜祭りの帰りに立ち寄らせてもらってて、何だか常連になっております。いつもお世話様です！

Kさんの旦那様が夕食の準備をしてくれていると、私の夫も話しながらお手伝い。とても和やかな土曜日です。Kさんと話していたのですが、ちょうど去年の同じ日にも招待してもらっていましたね。
今回はすっかり５月１日が祭日だと言うことすっかり忘れていました！（私、今毎日祝日なので・・）
お花が買えずちょっとがっかりです。

私達女性陣は飲んで、つまんで、しゃべって。楽しかったです。そしてお食事美味しかった。
スターターはワカモレサラダにグリルした海老。コーンチップスで戴きます。メインは海老のリゾット！
お洒落なプレゼンテーションで、我が家でもコピーさせていただこうと思います。（セルクルはあるんだけど使えていませんでした！）

デザートを担当させてもらったんだけど、ちょっといまいちで申し訳ない。イチゴのパンナコッタココナッツミルク入り。作った後で息子さんがココナッツ嫌いだったかもぉっと思い出し、急遽ムースショコラも作ってみましたが、初めて挑戦だったので、緩すぎました。またリベンジします。

映画鑑賞：Iron Man2

日本の公式サイトはこちらをクリック
日本では「アイアンマン」と呼ぶんだそう。英語読みだとアイロンマンなのですが・・・

一作目を映画館で観たのか、日本からの飛行機内で観たのか記憶が定かではありません。ロバートダウニーJrがとても格好良かったのが印象的でした。今回は前作を更に上回るような悪者一杯、アクション一杯で楽しめます。隣国モナコでのシーンも登場します。
（数えませんがモナコで撮影した映画って、最近とても多いですね）

出演者も豪華。悪役に「レスラー」で復活したミッキーローク。謎の女スーパーヒーロー役（ってヒロインの事だ）にスカーレットヨハンソン。彼女のタイトなレザースーツ姿での格闘シーンはかなりセクシーでかっこ良かったです。20年代～50年代の映画がよく似合う女優さんで、いつも同じに見えるからあまり好きではありませんでしたが、今回のアクションや赤い髪はとても良い変化でした。